LINE、1―3月期の売上高はQonQで14%増の180億円…LINE事業がけん引し2ケタ成長続く。LINE事業の売上は19%増の146億円に!

LINEは、本日(5月8日)、2014年1-3月期の業績を開示し、LINE PLUS、LINE Business Partners、データホテルなどの子会社を含めた連結売上額は180億円(前四半期比14%増)になったと発表した。基幹事業であるLINE事業の1-3月期の売上額は146億円(前四半期比19%増、前年同期比223%増)になったとのこと。LINE事業の月間売上高は48.6億円となる。2013年10-12月期に続いてQonQで2ケタの成長を達成するなど引き続き高い成長が続いている(この数字は外部の監査人による監査を受けてない社内での集計によるもの)。

 


同社によると、LINEの利用者数は2014年以降も引き続き堅調に拡大しており、2014年4月1日に4億人を突破、現在4億2000万人のユーザーに利用されている。直近では、東南アジアやスペインなどユーザー数が多い国・地域に加え、南米における現地企業との共同マーケティングやスタンプのローカライズ、TVCM放映などにより、チリ、ベネズエラなどでも新規ユーザーが増加するなど、グローバルにおいて利用者がさらに拡大している。

ゲーム事業においては、引き続き好調に成長している「LINE ポコパン」に加え、「LINE:ディズニーツムツム」、「LINE クッキーラン」、「LINE レンジャー」、など2014年以降にリリースした新規タイトルが相次いでヒットし、利用者および売上の増加につながった。さらに、現在提供しているゲームタイトルにおいても、日本語・英語のほかにタイ・台湾などで言語対応を拡大しており、海外での利用および売上も増加。今後も地域特性を考慮し、順次言語対応を拡大していく、としている。

スタンプ事業においては、著名なアニメキャラクターや、各国の有名なイラストレーターやデザイナーと協業し、現地の文化に沿った親しみやすいキャラクタースタンプを提供するなど、売上がさらに増加した。特に、イタリア・フランスで現地人気キャラクターを起用したスタンプを提供し、当該地域でのLINE利用者増に寄与した。現在、「スタンプショップ」では約500以上の有名キャラクターを起用したスタンプを展開しており、引き続き拡大を目指す、としている。

広告事業においては、世界各国で、公式アカウント・スポンサードスタンプを導入する企業が拡大、さらに、商品を購入したユーザーだけがスタンプをダウンロードできる「LINE マストバイ」の利用も広がっている。また、インセンティブサービス「LINEフリーコイン」は、日本、台湾、タイ、インドネシア、マレーシア、香港、シンガポール、韓国での展開に拡大、順調に伸びており、「マーケティングプラットフォーム」として存在感を増しているという。


■LINE 森川亮社長のコメント

今年に入って以降、グローバルでメッセンジャーサービスの大型買収や投資が相次ぐなど、市場環境が大きく変化し、競争が一層激化しているなかで、引き続きユーザー数が堅調に拡大しており、それに伴ってプラットフォーム展開および収益性の面でも一定の成果を得られていることを嬉しく思います。

また、米国のアプリ市場調査会社 App Annieによる2014年3 月のiOS・Androidアプリの売上ランキング(ゲームアプリを除く)および、パブリッシャー別売上ランキング(ゲームアプリを除く)において、LINEがAndroidで世界1位、iOSで世界2位を獲得*するなど、世界での存在感も着実に増していることを実感します。

然しながら、LINEは世界No.1のコミュニケーションインフラとなるために、これに満足することなく、現在利用されている国や地域はもちろん、新規開拓にも積極的にチャレンジし、今後も、様々な取り組みに挑戦し続けていきます。


*出典:http://blog.appannie.com/app-annie-index-apps-march-2014/
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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