【ゲーム株概況】DeNAが2割安…減収減益見通しを警戒、「コンプガチャ」騒動時の安値割り込む ソーシャルゲーム株全般に売り

5月12日の東京株式市場では、全体相場が伸び悩んだことに加え、ソーシャルゲーム大手ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の株価急落を受けて、ゲーム株全般に対する投資家心理が悪化。ソーシャルゲーム関連全般に下げが目立ち、enishやオルトプラスなど、今年の最安値をつける銘柄が相次いだ。

DeNAは前週末比333円(20%)安の1302円で取引を終えた。一時は21%安の1287円まで下落。2012年5~6月の「コンプガチャ」騒動時につけた安値である1392円を下回る水準まで下げた。前週末に発表した決算内容に対する失望感から売りが広がっている。

DeNAが発表した2014年3月期第4四半期 (4Q、1~3月)の連結売上収益は前四半期比5%減の398億円、営業利益は15%減の97億円と減収・営業減益となった。今年度の1Q(4~6月)も 業績は下げ止まらず、1~3月と比べて売上収益は8%減の366億円、営業利益は33%減の65億円に落ち込む見通しだ。株式市場のアナリストの間では、1Qの減収減益計画を「ネガティブ」と捉える声が多い。

DeNAの運営するMobageに主力ゲームを提供するクルーズ<2138>やアクセルマーク<3624>も、業績悪化の連想から売られた。クルーズ<2138>は11%安、やアクセルマーク<3624>は15%安。その他のソーシャルゲーム関連株の下げもきつい。

一方、アエリア<3758>、セガサミー<6460>は買われた。


以下、12日の主なゲーム企業の株価と騰落(単位は円)。
銘柄名 証券コード 現在値 前日比 前日比率
アエリア 3758 1,620 61 3.91%
セガサミーHD 6460 2,022 45 2.28%
ミクシィ 2121 5,390 50 0.94%
KLab 3656 553 2 0.36%
コナミ 9766 2,220 0 0.00%
コーエーテクモHD 3635 1,231 -4 -0.32%
任天堂 7974 10,715 -90 -0.83%
ネクソン 3659 802 -7 -0.87%
カプコン 9697 1,679 -18 -1.06%
バンダイナムコHD 7832 2,216 -43 -1.90%
日本一ソフトウェア 3851 639 -13 -1.99%
日本ファルコム 3723 815 -18 -2.16%
ドリコム 3793 2,277 -66 -2.82%
ボルテージ 3639 1,138 -37 -3.15%
サイバーエージェント 4751 3,750 -130 -3.35%
モブキャスト 3664 690 -24 -3.36%
ガンホー 3765 513 -18 -3.39%
GMOインターネット 9449 938 -39 -3.99%
ケイブ 3760 1,317 -68 -4.91%
ガーラ 4777 153 -8 -4.97%
コロプラ 3668 1,974 -123 -5.87%
マーベラスAQL 7844 654 -41 -5.90%
enish 3667 1,374 -113 -7.60%
エイチーム 3662 4,010 -335 -7.71%
グリー 3632 835 -70 -7.73%
オルトプラス 3672 1,077 -127 -10.55%
クルーズ 2138 3,360 -430 -11.35%
スクウェア・エニックスHD 9684 1,423 -190 -11.78%
アクセルマーク 3624 540 -95 -14.96%
ディー・エヌ・エー 2432 1,302 -333 -20.37%
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1308億6800万円、営業利益114億6200万円、税引前利益294億1900万円、最終利益305億3200万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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