ネクソン<3659>は5月13日、2014年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。売上高にあたる売上収益は前年同期比7%増の474億円、営業利益は2%増の211億円、税引前利益は4%減の217億円、純利益は6%増の163億円だった。
韓国・中国において既存ゲームタイトルが好調に推移。円安やコスト抑制もプラスに働き、売上・利益ともに会社計画の上限を上回った。モバイルゲーム事業の売上高は71億円と、前年同期比では4%減だが、前四半期(昨年10~12月)比では7%増えた。
以下、地域別の概況となる。
中国の売上収益は213億円と、前年同期比 4%増(為替レートを一定とした場合は同8%減)となった。『アラド戦記』の売上収益は、旧正月における大型アップデートが奏功し、会社予想の上限から上振れした。
韓国の売上収益は153億円と、前年同期比44%増(為替レートを一定とした場合は同28%増)だった。『FIFA オンライン3』はアップデートとモバイル版が寄与し、好調。既存のPCオンラインゲームに加え、モバイル向けタイトルが売上をけん引した。
gloopsやインブルーを含む日本の売上収益は81億円と、前年同期比18%減だった。PCオンラインゲーム事業、モバイルゲーム事業がいずれも前年同期比で減少した。前四半期と比べると2%減。
北米における売上収益は13億円と、前年同期比で5%減(為替レートを一定とした場合は同15%減)だった。欧州及びその他地域の売上収益は15 億円(前年同期比 27%減、為替レートを一定とした場合は同 36%減)だった。
ネクソンは、第2四半期業績の予想範囲も公開。範囲の上限でも、前年同期比で減収減益となる慎重な見通しだ。モバイルゲーム事業については増収を計画している。
■第2四半期(3か月間)の業績見通し
■第2四半期累計(6か月間)の業績見通し
韓国・中国において既存ゲームタイトルが好調に推移。円安やコスト抑制もプラスに働き、売上・利益ともに会社計画の上限を上回った。モバイルゲーム事業の売上高は71億円と、前年同期比では4%減だが、前四半期(昨年10~12月)比では7%増えた。
以下、同社のモバイルゲーム事業の売上高について、業績推移をグラフ化した。日本向けは漸減傾向が続いている一方、全体の売上は持ち直している。海外向けのモバイルゲームが売上増加に寄与したものと思われる。
以下、地域別の概況となる。
中国の売上収益は213億円と、前年同期比 4%増(為替レートを一定とした場合は同8%減)となった。『アラド戦記』の売上収益は、旧正月における大型アップデートが奏功し、会社予想の上限から上振れした。
韓国の売上収益は153億円と、前年同期比44%増(為替レートを一定とした場合は同28%増)だった。『FIFA オンライン3』はアップデートとモバイル版が寄与し、好調。既存のPCオンラインゲームに加え、モバイル向けタイトルが売上をけん引した。
gloopsやインブルーを含む日本の売上収益は81億円と、前年同期比18%減だった。PCオンラインゲーム事業、モバイルゲーム事業がいずれも前年同期比で減少した。前四半期と比べると2%減。
北米における売上収益は13億円と、前年同期比で5%減(為替レートを一定とした場合は同15%減)だった。欧州及びその他地域の売上収益は15 億円(前年同期比 27%減、為替レートを一定とした場合は同 36%減)だった。
ネクソンは、第2四半期業績の予想範囲も公開。範囲の上限でも、前年同期比で減収減益となる慎重な見通しだ。モバイルゲーム事業については増収を計画している。
■第2四半期(3か月間)の業績見通し
■第2四半期累計(6か月間)の業績見通し
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659