ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、本日(5月16日)、第1四半期の決算説明会資料を開示し、スマートフォンを軸にしたソーシャルゲームプラットフォーム戦略の進ちょく状況を明らかにした。
同社では、2011年12月期より、「Facebook」や「Twitter」などのソーシャルグラフを活用した、新しいゲームプラットフォームの開発に取り組んでいる。
具体的な動きとしては、iPhoneとAndroidアプリとして提供中のソーシャルアバターシステム『FilMeee(フィルミー)』のβサービスを行っている。課金システムと統合し、2011年第2四半期中に正式サービスを開始する予定。
さらに、ソーシャルゲーム向けプラットフォームの開発も進めており、2011年内にサービスを開始する。課金システムとソーシャルアバターシステムとを統合し、日本だけでなく、海外向けにも提供していく、とのこと。
森下一喜社長は、「プラットフォームの成功のカギはコンテンツ。当社は、『ラグナロクオンライン』で全世界5500万人のユーザーを抱えており、そうしたユーザーにダイレクトにアプローチしていくため、高価値のタイトルを提供していく」とコメントした。 具体的には、iOS向けゲーム『ラグナロクオンラインVIOLET』と、Android向けMMORPG『ラグロクオンラインMobile Story』を提供しており、今後、ゲームプラットフォームのリリースと合わせて海外にも展開する、としている。 このほか、上記2タイトル以外にも複数のタイトルの開発を進めているようだ。会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765