日本エンタープライズ<4829>は6月9日、保有する上場有価証券を1銘柄売却したことで、投資有価証券売却益を3.31億円計上すると発表した。売却日は6月9日。理由は「財務体質の向上と保有資産の有効活用を図るため」としている。この売却益は、2015年5月期第1四半期(14年6~8月)に計上する予定だ。
「具体的な売却銘柄については開示していない」(エイチームの広報・IR担当者)。ただ、日本エンタープライズの2013年5月期通期の有価証券報告書をみると、同社は株式以外の有価証券保有はなく、保有する上場株式は、ケイブ株150株(貸借対照表計上額1590万円)と、エイチーム株20万400株(同7.22億円)の2銘柄のみだ。
2013年5月期の有価証券報告書から状況が変わっていないとすれば、エイチームの保有するケイブ株は、昨年12月の株式100分割を考慮すると1万5000株。保有するケイブ株全てを9日の高値(1890円)で売ったとしても売却総額は2835万円にとどまり、3億円超の売却益が発生するとは考えにくい。売却益の規模から、売却した上場有価証券1銘柄はエイチームと推察することもできる。
仮に、推察通りエイチーム株を売却したとすれば、売却株数は、9日の株価推移から4万株前後となる計算だ。
なお、有価証券報告書によれば、ケイブもエイチームも、保有目的は「関係強化」としている。
「具体的な売却銘柄については開示していない」(エイチームの広報・IR担当者)。ただ、日本エンタープライズの2013年5月期通期の有価証券報告書をみると、同社は株式以外の有価証券保有はなく、保有する上場株式は、ケイブ株150株(貸借対照表計上額1590万円)と、エイチーム株20万400株(同7.22億円)の2銘柄のみだ。
2013年5月期の有価証券報告書から状況が変わっていないとすれば、エイチームの保有するケイブ株は、昨年12月の株式100分割を考慮すると1万5000株。保有するケイブ株全てを9日の高値(1890円)で売ったとしても売却総額は2835万円にとどまり、3億円超の売却益が発生するとは考えにくい。売却益の規模から、売却した上場有価証券1銘柄はエイチームと推察することもできる。
仮に、推察通りエイチーム株を売却したとすれば、売却株数は、9日の株価推移から4万株前後となる計算だ。
なお、有価証券報告書によれば、ケイブもエイチームも、保有目的は「関係強化」としている。
会社情報
- 会社名
- 日本エンタープライズ株式会社
- 設立
- 1989年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 植田 勝典
- 決算期
- 5月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4829