元LucasArtsの4名、シンガポールでモバイルゲーム会社Booster Packを設立 約1億5000万円を調達

シンガポールのBooster Packは、6月3日、モバイルゲーム会社Booster Packの設立とCyberworld Studios、Ariel Star Group、Kathrein Venturesから147万5000万ドル(約1億5000万円)を調達したことを発表した。

Booster Packの創業メンバーは、LucasArtsシンガポールスタジオの
  • 元ゲームプロデューサーであったKent Byers氏、
  • 元リードデザイナーであったShane Gavin氏、
  • 元シニアエンジニアであったChris Chu氏、
  • 元リードアーティストであったBenjamin Chevalier氏
の4名で、もともとLucasArtsシンガポールスタジオで活躍していたベテランのゲーム開発者たちだ。

LucasArtsは、Lucas Filmの傘下で『スター・ウォーズ』をはじめとしたLucas FilmのIP(キャラクターなどの知的財産)のフランチャイズ化を担当していたが、業績不振が続き、2012年にはディズニーへ40億ドル(約4000億円)で買収された。その買収から154日後、LucasArtsは閉鎖され、同社の従業員約200名のほとんどが解雇されていた。

なお、同社は、今回の資金調達で、今年(2014年)末までに、有力IPを用いたモバイル向けゲーム開発を進め、さらには、リリース時のマーケティング・プロモーション費用、ユーザーサポート費用にあてていきたい考えだ。



 

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