「占い」を中心にモバイルコンテンツを提供するザッパラス<3770>は6月13日、2014年4月期通期の連結決算を発表した。売上高は前の期比8%減の81.55億円、営業利益は49%減の7.22億円、経常利益は55%減の7.52億円、純利益は59%減の3.75億円と、2年連続で減収減益となった。
収益の柱であるコンテンツ事業で、フィーチャーフォン向けの売上が減少。スマートフォン向け売上増で補いきれなかった。また、新たな集客の仕組みづくりや商品ラインナップの拡充に向けて人員増員や投資を実施したため、費用も増加した。
決算と同時に2015年4月期通期の業績見通しを開示した。売上高は8%減の75億円、営業利益は損益トントン、最終損益は1300万円の赤字に転落する減収減益見通しとなる。少なくとも、2009年4月期以降の直近7年間では初の最終赤字になる見通しだ。フィーチャーフォンからスマートフォンへのシフトという大きな市場変動のなか、収益改善に苦戦しているもよう。
以下、事業別の概要となる。
コンテンツ事業:売上高は56億円(前の期比16%減)、セグメント利益19億円(23%減)と減収減益。スマホ向けサービスの拡充や、「知育」「恋愛ゲーム」コンテンツをスマホアプリで提供を進め、スマホ売上は増加したが、フィーチャーフォン向けの減少分を補いきれなかった。
コマース事業:売上高は16億円(2%減)、セグメント損失1.6億円(前の期は7083万円の損失)と減収・赤字拡大。Eコマースは、新規サイトの売上高は順調に増加したが、既存モバイルコマースサイトの売上が減少した。ビーバイイーも新商品の発売遅れが響いた。
海外事業:売上高は4.9億円、セグメント損失は7809万円。米国に拠点を置く当社100%子会社のZappallas,Inc.(U.S.)が占いコンテンツビジネスを展開している。
その他の事業:売上高は3.9億円(10%増)、セグメント損失は3.7億円(前の期は2.8億円の損失)と増収だが赤字幅が拡大した。モバイルサイト開発受託や電話占い(携帯電話や固定電話を介して直接占いや相談ができるサービス)の運営のほか、広告販売や有料コンテンツへの送客を目的とした無料サイトの運営など手掛ける。電話占いが好調に推移したほか、旅行事業を営むPINKを新たに連結対象としたことが増加要因という。
収益の柱であるコンテンツ事業で、フィーチャーフォン向けの売上が減少。スマートフォン向け売上増で補いきれなかった。また、新たな集客の仕組みづくりや商品ラインナップの拡充に向けて人員増員や投資を実施したため、費用も増加した。
決算と同時に2015年4月期通期の業績見通しを開示した。売上高は8%減の75億円、営業利益は損益トントン、最終損益は1300万円の赤字に転落する減収減益見通しとなる。少なくとも、2009年4月期以降の直近7年間では初の最終赤字になる見通しだ。フィーチャーフォンからスマートフォンへのシフトという大きな市場変動のなか、収益改善に苦戦しているもよう。
以下、事業別の概要となる。
コンテンツ事業:売上高は56億円(前の期比16%減)、セグメント利益19億円(23%減)と減収減益。スマホ向けサービスの拡充や、「知育」「恋愛ゲーム」コンテンツをスマホアプリで提供を進め、スマホ売上は増加したが、フィーチャーフォン向けの減少分を補いきれなかった。
コマース事業:売上高は16億円(2%減)、セグメント損失1.6億円(前の期は7083万円の損失)と減収・赤字拡大。Eコマースは、新規サイトの売上高は順調に増加したが、既存モバイルコマースサイトの売上が減少した。ビーバイイーも新商品の発売遅れが響いた。
海外事業:売上高は4.9億円、セグメント損失は7809万円。米国に拠点を置く当社100%子会社のZappallas,Inc.(U.S.)が占いコンテンツビジネスを展開している。
その他の事業:売上高は3.9億円(10%増)、セグメント損失は3.7億円(前の期は2.8億円の損失)と増収だが赤字幅が拡大した。モバイルサイト開発受託や電話占い(携帯電話や固定電話を介して直接占いや相談ができるサービス)の運営のほか、広告販売や有料コンテンツへの送客を目的とした無料サイトの運営など手掛ける。電話占いが好調に推移したほか、旅行事業を営むPINKを新たに連結対象としたことが増加要因という。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ザッパラス
- 設立
- 2000年3月
- 代表者
- 代表取締役 玉置 真理
- 決算期
- 4月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3770