NHN PlayArt、スマートコミックサービス『comico』が海外市場に初進出。台湾でのサービスを開始するほか8月には現地法人も設立
NHN PlayArtは、スマートデバイス向けコミックサービス『comico(コミコ)』の海外市場への進出を決定し、年内100万ダウンロードを目標に台湾でサービスを開始したことを発表した。
また、8月には現地法人「台灣玩藝有限公司」(現在、設立手続中)を設立。現在日本国内で行っている展開と同様に、台湾の優れた作家・作品を発掘し、『comico』に集約して同域内で公開する事業を年内に開始する予定とのこと。
2014年5月に日本貿易振興機構(JETRO)が公表したレポート「若者世代の日本コンテンツに対する意識・消費実態調査(台湾)」によると、台湾の若者世代(15歳~34歳)の85.9%が「日本に親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」と回答。日本に親しみを感じる理由として「現代文化/ポップカルチャー」を挙げる人が52.0%にのぼり、なかでもドラマやマンガ、アニメといったコンテンツを好むという傾向が明らかになっているという。
NHN PlayArtでは、これら台湾の若者世代における、日本のコンテンツに対する親近感の高さなどに注目し、台湾で『comico』のサービスを開始した。サービス開始時点で、日本で人気の「ReLIFE」「ももくり」「保留荘の奴ら」などをはじめとする31作品を公開するほか、順次、『comico』の人気公式作品を台湾で公開していく予定だ。
また今年8月には、NHN PlayArtの100%子会社である「台灣玩藝有限公司」を設立。現在NHN PlayArtが日本国内で行っている事業と同様の展開を台湾域内で年内に開始する予定。なお、台湾に設立する「台灣玩藝有限公司」の概要は次のとおり。
【台灣玩藝有限公司 概要】※現在、設立手続中
会社名 : 台灣玩藝有限公司
(英字表記:PLAYART TAIWAN CORPORATION)
▲「ももくり」(日本版)、(台湾版)
■『comico』
(c) NHN PlayArtCorp.
会社情報
- 会社名
- NHN PlayArt株式会社
- 設立
- 2015年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 丁 佑鎭
- 決算期
- 12月