A10ネットワークス、「Amebaゲーム」にロードバランサ製品AXシリーズを提供

 A10ネットワークスは、1月14日、アプリケーションプラットフォームAXシリーズが、サイバーエージェント<4751>のモバイルゲームサイト「Amebaゲーム」で採用された、と発表した。  「Amebaゲーム」では約1166万人ものユーザーが利用していることから負荷が大きく、サイバーエージェントでは、ロードバランサ(負荷分散装置)の増設を検討していたという。そうした中、A10製品が他社製品の半分のコストで同等以上のパフォーマンスだったことや、追加でかかるライセンスコストといった費用も抑えられることなどが評価され、「Amebaゲーム」で導入されることになった、としている。  なお、「Amebaゲーム」に導入した製品「AX2200」は、主に携帯ゲームのアクセスの負荷分散を行うもので、その配下にはアプリの動作する1700台以上のサーバーがある。サービスが利用できなくなった場合に備えて、aFleXを使用して、別のコンテンツにリダイレクトするソーリーサーバの仕組みも導入している。  サイバーエージェントでは、今後、主力サービスにもAXを導入する予定で、AXのDDoS防御機能を用いて、セキュリティと負荷分散の両方を実現する予定。