サイバーステップ<3810>は7月11日、2014年5月期の通期連結決算を発表した。売上高は前の期比2%増の13.93億円、営業利益は67%減の3200万円、経常利益は50%減の5000万円、最終損益は600万円の赤字(前の期は4100万円の黒字)に転落した。売上高は伸びたものの、新規タイトルのサービスに伴う運営費が重荷となり、利益が計画を下回った。
この期は、新作『鬼斬』の正式サービスを、2013年12月にPC版、2014年2月にPlayStation4版で開始した。
また、フィリピン、インドネシア、タイに現地法人の設立を進め、既存現地法人を含めた各地域で自社運営サービスを開始。自社運営売上高は12.38億円(同9.5%増)と伸びたが、ロイヤリティーなどの売上高は1.55億円(同33%減)と低調。なお、海外のロイヤリティー収入/ライセンス料に関する外国税について控除しきれない金額が発生しており、法人税等の負担で最終赤字となった。
なお、第3四半期(2013年12月~2014年2月)までは1.26億円の営業利益を計上していたため、第4四半期(3~5月)だけで9400万円程度の赤字になった計算になる。2014年5月期の販売促進費が2.16億円と、前の期の1億円弱から2倍に膨らんでおり、この期は販促に力を入れていたことがわかる。
決算と同時に、連結子会社である台湾法人CyberStep Asia. Inc.(CSA)の清算に伴う特別利益1.17億円を、個別決算で計上したと発表した。CSAの担当地域を、香港法人CyberStep HongKong Limited(CSH)に統合し、CSHの支店(台湾支店)として業務展開するという。
2014年5月にCSAの清算が終了した。同社は担当地域でのオンラインゲームの自社運営サービスを手掛けていた。
この期は、新作『鬼斬』の正式サービスを、2013年12月にPC版、2014年2月にPlayStation4版で開始した。
また、フィリピン、インドネシア、タイに現地法人の設立を進め、既存現地法人を含めた各地域で自社運営サービスを開始。自社運営売上高は12.38億円(同9.5%増)と伸びたが、ロイヤリティーなどの売上高は1.55億円(同33%減)と低調。なお、海外のロイヤリティー収入/ライセンス料に関する外国税について控除しきれない金額が発生しており、法人税等の負担で最終赤字となった。
なお、第3四半期(2013年12月~2014年2月)までは1.26億円の営業利益を計上していたため、第4四半期(3~5月)だけで9400万円程度の赤字になった計算になる。2014年5月期の販売促進費が2.16億円と、前の期の1億円弱から2倍に膨らんでおり、この期は販促に力を入れていたことがわかる。
決算と同時に、連結子会社である台湾法人CyberStep Asia. Inc.(CSA)の清算に伴う特別利益1.17億円を、個別決算で計上したと発表した。CSAの担当地域を、香港法人CyberStep HongKong Limited(CSH)に統合し、CSHの支店(台湾支店)として業務展開するという。
2014年5月にCSAの清算が終了した。同社は担当地域でのオンラインゲームの自社運営サービスを手掛けていた。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810