イグニス、上場初日は買い注文殺到で値付かず 気配値は公開価格の2.3倍にあたる4370円 時価総額は256億円に

本日(7月15日)、東証マザーズに新規上場したイグニス<3689>株式は、値付かずのまま、この日の取引を終えた。気配値は、公開価格1900円の2.3倍にあたる4370円だった。朝方から買い注文が殺到し、買い気配のまま気配値を切り上げていたが、売買は成立しなかった。

同社は、スマートフォンやタブレット端末向けのネイティブアプリサービスやゲーム事業を手がけ、パンダキャラ「だーぱん」を用いたカジュアルゲームやツール系アプリ、そしてスマートフォン向けソーシャルゲーム『メルティメイデン2』などを提供している。これまでのスマートフォン・ソーシャルゲームの会社と異なる収益構造・強みを持っている点が注目されている模様だ(関連記事)。

なお、気配値で弾いた時価総額は約256億円となる。主な同業他社の時価総額をみると以下のとおりとなる。

 
ガンホーOE<3765> 7788億円
コロプラ<3668> 3677億円
ミクシィ<2121> 3311億円
エイチーム<3662> 690億円
クルーズ<2138> 521億円
KLab<3656> 472億円
ドリコム<3793> 318億円
オルトプラス<3672> 117億円
enish<3667> 115億円
モブキャスト<3664> 112億円
ボルテージ<3639> 72億円
アクセルマーク<3624> 42億円
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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