ガンホー、第2四半期累計の売上高は前年比26%増の943億円…ただし4~6月は前四半期比で減収減益、成長ペース鈍る
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は7月29日、2014年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比26%増の943億円、営業利益は19%増の537億円、経常利益は17%増の527億円、純利益は14%増の320億円だった。主力タイトル『パズル&ドラゴンズ』の好調を受けて高い売上・利益水準を維持しているものの、4~6月だけでみると業績の伸び悩みが目立ってきた。
4~6月において、5月25日にオフラインイベントの「ガンホーフェスティバル2014」を開催。『パズドラ』内では、「ドラゴンボール」や「聖闘士星矢」など有名IP(知的財産、版権)とのコラボレーションを実施した。
4~6月の売上高は444億円と、前四半期(1~3月)比で11%減、前年同期比でも2%増の伸びにとどまった。営業利益は249億円と前四半期比13%減、前年同期比でも6%減った。4~6月の業績は前四半期比で減収減益、1年前と比べても1ケタ率の増収・減益と、これまでの急成長に一服感が出ている。
7月の単体の月商(見込み額)は前年同月比7.4%増の145億円と公表している。直近に公表された4月の月商は同27%増、1月は2.9倍だったため、月商の公開数値を見る限りでも、成長鈍化の兆しが見える。
なお、2014年12月期通期の業績見通しは引き続き非開示とした。短期的な事業環境の変化が激しく、見通しについて適正かつ合理的な数値の算出が困難であることを理由としている。
4~6月において、5月25日にオフラインイベントの「ガンホーフェスティバル2014」を開催。『パズドラ』内では、「ドラゴンボール」や「聖闘士星矢」など有名IP(知的財産、版権)とのコラボレーションを実施した。
4~6月の売上高は444億円と、前四半期(1~3月)比で11%減、前年同期比でも2%増の伸びにとどまった。営業利益は249億円と前四半期比13%減、前年同期比でも6%減った。4~6月の業績は前四半期比で減収減益、1年前と比べても1ケタ率の増収・減益と、これまでの急成長に一服感が出ている。
7月の単体の月商(見込み額)は前年同月比7.4%増の145億円と公表している。直近に公表された4月の月商は同27%増、1月は2.9倍だったため、月商の公開数値を見る限りでも、成長鈍化の兆しが見える。
【四半期売上高・営業利益の推移(単位:億円)】
注)決算短信、決算説明会資料より作成
なお、2014年12月期通期の業績見通しは引き続き非開示とした。短期的な事業環境の変化が激しく、見通しについて適正かつ合理的な数値の算出が困難であることを理由としている。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765