任天堂、第1四半期の売上高は8%減の746億円…営業赤字は95億円 『マリオカート8』のヒットでWii U好調、ニンテンドー3DSは販売数減少

任天堂<7974>は7月30日、2015年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比8.4%減の746億円、営業損益は94億円の赤字(前の期は49億円の赤字)と減収・営業赤字拡大となった。おもな原因は、ニンテンドー3DSのハード・ソフト販売数の減少。

ハードウェア別の状況では、ニンテンドー3DSが欧米で発売した『星のカービィ トリプルデラックス』や『トモダチコレクション 新生活』などが人気を集め、販売数が82万台(前年同期比は140万台、41%減)、ソフトが857万本(同1101万本、28%減)となった。Wii Uでは、5月に全世界で発売した『マリオカート8』が282万本のヒットとなり、ハードの販売も牽引。他にヒットソフトが少なかったため、ハードウェアの販売台数は51万台(同21万本、142%増)、ソフトの販売本数は439万本(同103万本、326%増)に。

なお、売上高の746億円のうち、海外売上高は580億円(海外売上高比率77.7%)となった。また、為替相場の関係で50億円の為替差損が発生(前の期は169億円の為替損益)し、経常赤字となった。
 

2015年3月期の業績予想は変わらず、売上高が3%増の5900億円、営業利益は400億円の黒字転換を見込む。
 

業績予想では、『大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS』を9月に日本で、10月に欧米で発売を予定。また、サードパーティーからも夏から年末にかけて数多くの有力タイトルの発売が予定で、これらが利益を産み出すことを見込んでいる。Wii Uでは、1年で最も売上が大きくなる年末商戦に向けて、新作タイトルはもちろん、キャラクターフィギュア『amiibo(アミーボ)』といった新製品などの発売を予定しており、売上の伸長を見込んでいるとのこと。
 


 
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎 / 代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6953億円、営業利益5927億円、経常利益6708億円、最終利益4776億円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る