モバイルゲームのマーケティングプラットフォームを運営するAppLiftは、9月3日、Newzooと共同で実施したモバイルゲームの市場調査「グローバルモバイルゲームランドスケープ」のアップデートを行い、2017年の世界のモバイルゲームの市場規模について354億USドル（3兆7188億円）になる見通しと発表した。2013年は175億USドル（1兆8384億円）と推定しており、2017年は2013年比で倍以上に伸びると見ているという。CAGR（年平均成長率）は19.1％増となる。発表によると、スマートフォン、タブレット向けともに市場拡大が続く見通し。内訳を見ると、スマートフォンが128億USドルから225億USドルに、タブレットは48億US、ドルから128億USドルとのこと。年平均成長率は、スマートフォンが15.2％、タブレットが28.2％で、タブレット向けのモバイルゲームが市場拡大をけん引するとの見方となっている。
また2014年の市場規模については、前年比24％増の217億USドルになると予想されている。内訳は、タブレットが同35.4％増の65億USドル、スマートフォンが同18.7％増の152億USドルと予想しているとのこと。地域別の市場規模については、日本を含むアジア・パシフィックが122億ドルと最も大きく、北米が49億USドル、西ヨーロッパが32億USドルと続く。平均課金額については、北米が6.21USドルと最も高く、続いて西ヨーロッパが4.95USドル、そして、アジア・パシフィック4.17ドルとなる。
なお、地域別の市場の特徴は以下のとおり。
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出典
AppLi Data (H1 2014)
Newzoo Global Games Market Report 2014 (June 2014)
