【ゲーム株概況（9/4）】様子見ムード強く個別材料株に短期資金が集中…アクロディアが4日連続のS高　『Kitty Rush』の運営ライセンス取得のガーラもS高

9月4日の東京株式市場では、米国雇用統計を控えて、模様眺めムードが強まった。売買代金が前日比で減少するなど商いは低調で、利益確定の売りに押されたようだ。新興市場でも様子ムードが強く、東証マザーズ指数、ジャスダック指数ともにマイナスとなり、スマホゲーム関連株も総じてさえない。こうしたなか、個別材料に短期資金が集中する状況が続いた。

個別株の動きでは、アクロディア<3823>が4日連続のストップ高となったほか、スマートフォンゲームの運営ライセンスを取得したガーラ<4777>もストップ高。そして、前日見直し買いが入ったアクセルマーク<3624>も高い。半面、ミクシィ<2121>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、KLab<3656>、ドリコム<3793>、クルーズ<2138>などスマホゲーム関連株が安い。

アクロディア<3823>が4日連続のストップ高。前日比100円高の768円で取引を終えた。引き続き個人投資家を中心とする短期資金が集まった模様。ぶっ叩きアクションゲーム『ジャイアントハンマー』に対する期待を背景に短期資金が引き続き流入しているようだ。巨大なハンマーを使う巨人（ジャイアント）を操作して、群がる敵モンスターたちと戦うアクションゲーム（関連記事）。同社のこれまで手がけてきたこれまでのゲームアプリとは異なるもので、収益貢献が期待されている。チュートリアルの動画が公開されていたので掲載しておこう。

ガーラもストップ高。前日比50円高の248円で取引を終えた。同社は、9月3日、子会社のGala Lab Corp..がスマートフォンゲームアプリ『Kitty Rush』の欧州、北米、中南米、オーストラリアにおけるサービス提供に関して、韓国のスマートフォンアプリ開発会社Ragtimeと8月29日にライセンス契約を締結したことを明らかにした。サービス開始時期も発表されていない段階で、収益貢献の度合いは不明なのだが、これが手がかり材料視された模様。


■関連銘柄一覧

銘柄名	コード	現在値	前日比	前日比率
ガーラ	4777	248	50	25.25%
アクロディア	3823	768	100	14.97%
アクセルマーク	3624	2598	143	5.82%
ディー・エヌ・エー	2432	1299	18	1.41%
エイチーム	3662	6500	70	1.09%
サイバーエージェント	4751	3680	25	0.68%
日本一ソフトウェア	3851	651	2	0.31%
任天堂	7974	11920	15	0.13%
ｅｎｉｓｈ	3667	1509	-2	-0.13%
グリー	3632	801	-6	-0.74%
オルトプラス	3672	1217	-14	-1.14%
バンダイナムコＨＬＤＧＳ	7832	2853	-37	-1.28%
コーエーテクモＨＤ	3635	1557	-22	-1.39%
マーベラス	7844	1264	-21	-1.63%
コロプラ	3668	4020	-70	-1.71%
ネクソン	3659	880	-18	-2.00%
モブキャスト	3664	930	-20	-2.11%
スクウェア・エニックス・ＨＤ	9684	2249	-53	-2.30%
クルーズ	2138	2820	-68	-2.35%
アエリア	3758	1400	-38	-2.64%
ガンホー・オンライン・エンター	3765	537	-15	-2.72%
コナミ	9766	2334	-69	-2.87%
ミクシィ	2121	5200	-160	-2.99%
ドリコム	3793	1803	-72	-3.84%
エイティング	3785	1725	-75	-4.17%
ＫＬａｂ	3656	1807	-79	-4.19%
ボルテージ	3639	1598	-70	-4.20%
セガサミーホールディングス	6460	1657	-98	-5.58%
カプコン	9697	1745	-108	-5.83%
ケイブ	3760	2122	-140	-6.19%