創通<3711>は、本日(10月8日)、2014年8月期の連結決算を発表し、売上高222億9800万円(前年同期比7.5%増)、営業利益33億7600万円(同2.4%増)、経常利益33億2700万円(同1.2%増)、当期純利益20億2700万円(同6.1%増)だった。
アニメーションのプロデュース・出資などを行うメディア事業は償却額が大きく増加したことに伴い減収減益となったものの、ガンダムシリーズを中心とする版権収入が好調に推移したことで増収増益を達成した。各事業セグメントは以下のとおり。
■メディア事業は、売上高158億4100万円(同5.9%増)、営業利益7億3200万円(同18.5%減)だった。「それいけ!アンパンマン」「カードファイト!!ヴァンガードレギオンメイト編」などのほか、「咲-Saki-全国編」などのTVアニメ番組をプロデュースした。さらに「M3~ソノ黒き鋼~」のほか、「ガンダムビルドファイターズ」「ダイヤのA」「凪のあすから」「蒼き鋼のアルペジオ-ARSNOVA-」などのプロデュースも行った。グループ全体での制作出資作品数は、前期の21作品から23作品、取扱を含めたプロデュース作品数も前期の22作品から24作品となるなどアニメ作品のプロデュース事業が順調に推移したが、TVアニメ番組に係る償却額が前期に比べ大きく増加したことが収益を圧迫した。
■ライツ事業は、売上高59億4000万円(同21.2%増)、営業利益26億8900万円(同12.1%増)だった。「ガンダム」シリーズに関し、既存の商品カテゴリーの版権収入が国内・海外とも堅調に推移した。また、ソーシャルゲームは前期に比べ減少しているものの家庭用ゲーム・業務用ゲーム・ネイティブアプリ・PCオンラインゲームなどで版権収入が好調に推移した。「ガンダム」シリーズ以外の版権収入についても、積極的なコンテンツ投資の継続効果により遊技機に係る版権収入及び「這いよれ!ニャル子さん」シリーズ、「スーパーロボット大戦OG」シリーズ、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」等の版権収入が好調に推移し、前期に比べ版権収入が増加した。
■2015年8月期の見通し
2015年8月期は、売上高250億円(前期比12.1%増)、営業利益37億5000万円(同11.1%増)、経常利益37億5000万円(同12.7%増)、当期純利益22億4000万円(同10.5%増)と、4期連続の過去最高の売上高・利益となる見通し。
メディア事業では、売上高183億円を見込む。TVアニメ番組及び劇場映画に対し前期と同程度の24作品の製作出資・製作委員会の組成並びに共同運営に取り組み、プロデュース作品数においてはアニメーション業界トップを目指す。また、「ガンダムビルドファイターズトライ」と、「ガンダム Gのレコンギスタ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のプロデュースとともに、派生商品の販促・プロモーションに注力する。さらに機動戦士ガンダム35周年に関連したイベント・キャンペーンも企画し実施していく。
ライツ事業では、売上高61億円を見込む。「ガンダム」シリーズについて、家庭用ゲーム・業務用ゲームで大型タイトルが減少する影響はあるが、「ガンダムビルドファイターズトライ」「ガンダム Gのレコンギスタ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などの新作に関連した版権収入により十分カバーできると予想しているという。また、「ガンダム」シリーズ以外のキャラクターも、年々コンテンツ投資額を増加させたこと及び継続作品・シリーズ化作品が増加したことに伴い右肩上がりで版権収入は増加しており、その傾向は次期も継続すると予想しているそうだ。
アニメーションのプロデュース・出資などを行うメディア事業は償却額が大きく増加したことに伴い減収減益となったものの、ガンダムシリーズを中心とする版権収入が好調に推移したことで増収増益を達成した。各事業セグメントは以下のとおり。
■メディア事業は、売上高158億4100万円(同5.9%増)、営業利益7億3200万円(同18.5%減)だった。「それいけ!アンパンマン」「カードファイト!!ヴァンガードレギオンメイト編」などのほか、「咲-Saki-全国編」などのTVアニメ番組をプロデュースした。さらに「M3~ソノ黒き鋼~」のほか、「ガンダムビルドファイターズ」「ダイヤのA」「凪のあすから」「蒼き鋼のアルペジオ-ARSNOVA-」などのプロデュースも行った。グループ全体での制作出資作品数は、前期の21作品から23作品、取扱を含めたプロデュース作品数も前期の22作品から24作品となるなどアニメ作品のプロデュース事業が順調に推移したが、TVアニメ番組に係る償却額が前期に比べ大きく増加したことが収益を圧迫した。
■ライツ事業は、売上高59億4000万円(同21.2%増)、営業利益26億8900万円(同12.1%増)だった。「ガンダム」シリーズに関し、既存の商品カテゴリーの版権収入が国内・海外とも堅調に推移した。また、ソーシャルゲームは前期に比べ減少しているものの家庭用ゲーム・業務用ゲーム・ネイティブアプリ・PCオンラインゲームなどで版権収入が好調に推移した。「ガンダム」シリーズ以外の版権収入についても、積極的なコンテンツ投資の継続効果により遊技機に係る版権収入及び「這いよれ!ニャル子さん」シリーズ、「スーパーロボット大戦OG」シリーズ、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」等の版権収入が好調に推移し、前期に比べ版権収入が増加した。
■2015年8月期の見通し
2015年8月期は、売上高250億円(前期比12.1%増)、営業利益37億5000万円(同11.1%増)、経常利益37億5000万円(同12.7%増)、当期純利益22億4000万円(同10.5%増)と、4期連続の過去最高の売上高・利益となる見通し。
メディア事業では、売上高183億円を見込む。TVアニメ番組及び劇場映画に対し前期と同程度の24作品の製作出資・製作委員会の組成並びに共同運営に取り組み、プロデュース作品数においてはアニメーション業界トップを目指す。また、「ガンダムビルドファイターズトライ」と、「ガンダム Gのレコンギスタ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のプロデュースとともに、派生商品の販促・プロモーションに注力する。さらに機動戦士ガンダム35周年に関連したイベント・キャンペーンも企画し実施していく。
ライツ事業では、売上高61億円を見込む。「ガンダム」シリーズについて、家庭用ゲーム・業務用ゲームで大型タイトルが減少する影響はあるが、「ガンダムビルドファイターズトライ」「ガンダム Gのレコンギスタ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などの新作に関連した版権収入により十分カバーできると予想しているという。また、「ガンダム」シリーズ以外のキャラクターも、年々コンテンツ投資額を増加させたこと及び継続作品・シリーズ化作品が増加したことに伴い右肩上がりで版権収入は増加しており、その傾向は次期も継続すると予想しているそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社創通
- 設立
- 1965年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 難波 秀行
- 決算期
- 3月