【ゲーム株概況(10/8)】KLabが後場に入って切り返す 『ラブライブ!スクフェス』のユーザー数が500万人突破で
東京株式市場では、ゲーム関連株は高安マチマチ。世界経済への懸念から日経平均が続落となったことを受けて、朝方は売り優勢の展開となったものの、ミクシィ<2121>や、コロプラ<3668>、KLab<3656>、サイバーエージェント<4751>などに下値買いが入ったことにより、スマホゲーム関連の一角が物色対象になったようだ。他方、前日買われたクルーズ<2138>やグリー<3632>はこの日は利益確定の売りに押された模様。
個別では、KLabは前場は軟調だったものの、後場に入って切り返した。前日比51円高の1547円で取引を終えた。同社とブシロードは、この日の前引け後、スマートフォン向けゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』のユーザー数が500万人を突破したと発表しており、これが手がかり材料視された模様だ。新規カードの追加などキャンペーンによる業績の伸びも期待される。
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またミクシィもしっかり。前日終値近辺で推移していたが、KLabの切り返しに伴い、連れ高となる格好で上がっていった模様だ。『モンスターストライク』が売上ランキングで2位をキープし、たびたび首位を獲得してきたことも改めて見直されたものとみられる。同じくスマートフォンゲーム関連の一角としてコロプラ、サイバーエージェントも高い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668