セガサミーHD、15年3月期営業益予想を350億円→180億円に下方修正 15年4月をメドにグループ再編 里見治紀氏がセガ取締役副社長に就任、構造改革を推進へ
セガサミーホールディングス<6460>は、本日(10月31日)、2015年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高を従来予想の4500億円から3700億円、営業利益を350億円から180億円に、当期純利益210億円から40億円にそれぞれ引き下げた。経常利益も350億円から170億円に引き下げた。
従来予想からの修正率は、売上高が17.8%減、営業利益が48.6%減、経常利益が51.4%減、当期純利益が81.0%減となった。
同社では、パチスロ遊技機の販売台数は期初計画を下回る見通しとなったことが主な要因のようだ。サミーとサミー子会社が加盟している日本電動式遊技機工業協同組合と日本遊技機工業組合より、遊技機の許認可プロセスの一部である遊技機の型式試験を執り行う一般財団法人保安通信協会 におけるパチスロ遊技機の型式試験方法の運用が変更となる旨の連絡があったという。
試験方法の運用変更は、2014年9月16日より適用されており、その影響として、第3四半期以降、販売を予定していた一部パチスロタイトルの仕様及び販売スケジュールに影響が出たという。一方、パチンコ遊技機は「ぱちんこCR北斗の拳 6 拳王」の受注状況が好調に推移していることなどから、年間販売台数を引き上げた。
さらに、アミューズメント機器事業、アミューズメント施設事業、コンシューマ事業のうち、パッケージ分野と玩具分野においても厳しい事業環境の影響を受け、業績は期初計画を下回る見通しとなった。
■構造改革を実施、里見治紀氏がセガ取締役副社長に就任
なお、これを受けて、同社では、2015年4月をメドに子会社を3事業グループに再編する構造改革を行う。
①サミーを中心とする遊技機事業
②セガのネットワークゲーム事業を中核とするエンタテインメントコンテンツ事業
③ホテルやゴルフ、施設事業等を展開するリゾート事業
各事業グループにおいては、意思決定の迅速化、重複する機能の効率化を進め、経営資源を適切に投入できる体制を構築し、事業環境の変化に対応しながら経営効率を高めていく。 また、セガにおける構造改革を速やかに実行するため、新たな体制として、取締役である里見治紀が新たに代表取締役副社長(構造改革担当)に就任するとのこと。
従来予想からの修正率は、売上高が17.8%減、営業利益が48.6%減、経常利益が51.4%減、当期純利益が81.0%減となった。
同社では、パチスロ遊技機の販売台数は期初計画を下回る見通しとなったことが主な要因のようだ。サミーとサミー子会社が加盟している日本電動式遊技機工業協同組合と日本遊技機工業組合より、遊技機の許認可プロセスの一部である遊技機の型式試験を執り行う一般財団法人保安通信協会 におけるパチスロ遊技機の型式試験方法の運用が変更となる旨の連絡があったという。
試験方法の運用変更は、2014年9月16日より適用されており、その影響として、第3四半期以降、販売を予定していた一部パチスロタイトルの仕様及び販売スケジュールに影響が出たという。一方、パチンコ遊技機は「ぱちんこCR北斗の拳 6 拳王」の受注状況が好調に推移していることなどから、年間販売台数を引き上げた。
さらに、アミューズメント機器事業、アミューズメント施設事業、コンシューマ事業のうち、パッケージ分野と玩具分野においても厳しい事業環境の影響を受け、業績は期初計画を下回る見通しとなった。
■構造改革を実施、里見治紀氏がセガ取締役副社長に就任
なお、これを受けて、同社では、2015年4月をメドに子会社を3事業グループに再編する構造改革を行う。
①サミーを中心とする遊技機事業
②セガのネットワークゲーム事業を中核とするエンタテインメントコンテンツ事業
③ホテルやゴルフ、施設事業等を展開するリゾート事業
各事業グループにおいては、意思決定の迅速化、重複する機能の効率化を進め、経営資源を適切に投入できる体制を構築し、事業環境の変化に対応しながら経営効率を高めていく。 また、セガにおける構造改革を速やかに実行するため、新たな体制として、取締役である里見治紀が新たに代表取締役副社長(構造改革担当)に就任するとのこと。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460