DeNA、第2四半期は大幅減収減益で着地 主力のソーシャルメディア事業が苦戦 四半期ベースでは下げ止まりの兆しも
ディー・エヌ・エー<2432>は、11月7日、2015年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績(IFRS)を発表、売上収益718億2600万円(前年同期比28.0%減)、営業利益149億8000万円(同53.3%減)、税引前利益158億5600万円(同51.6%減)、四半期純利益92億5100万円(同48.7%減)となった。
■主力のソーシャルメディア事業が苦戦
セグメント別に見ると、主力のソーシャルメディア事業は、国内ゲーム事業が既存タイトルでの利用低下を新規タイトルで補うことができなかったこと、ゲーム内仮想通貨(コイン)の消費高が前年同期比29%減の742億円となったことなどから売上収益560億9800万円(前年同期比34.2%減)、セグメント利益158億1500万円(同52.3%減)で着地した。
また、EC事業は、ショッピング取扱高が304億円(前年同期比17%増)と拡大したことで、売上収益91億8100万円(同3.1%増)と増収を確保。しかし、セグメント利益は戦略的なマーケティング費用の投下などにより、15億4900万円(同22.5%減)となっている。
その他の事業については、横浜DeNAベイスターズの主催試合の入場者数が順調に増加したこと、ヘルスケア事業で一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の販売を8月より開始したことなどで、売上収益65億4800万円(前年同期比15.2%増)、セグメント利益7億8000万円(同3.6倍)となった。
■直前四半期対比では増収増益を確保
第2四半期期間(7~9月)の実績を見ると、売上収益は360億700万円(第1四半期対比で0.5%増)、営業利益は80億500万円(同14.77%増)と増収増益を確保している。2013年3月期第2四半期(7~9月)以降続いていた下落トレンドにようやく歯止めが掛かった可能性がある。
なお、2015年3月期の見通しについては非開示としており、同社は第3四半期の累計連結業績予想を開示、売上収益1066億円(前年同期比24.7%減)、営業利益206億円(同52.6%減)、四半期純利益120億円(同54.1%減)を見込んでいる。
■主力のソーシャルメディア事業が苦戦
セグメント別に見ると、主力のソーシャルメディア事業は、国内ゲーム事業が既存タイトルでの利用低下を新規タイトルで補うことができなかったこと、ゲーム内仮想通貨(コイン)の消費高が前年同期比29%減の742億円となったことなどから売上収益560億9800万円(前年同期比34.2%減)、セグメント利益158億1500万円(同52.3%減)で着地した。
また、EC事業は、ショッピング取扱高が304億円(前年同期比17%増)と拡大したことで、売上収益91億8100万円(同3.1%増)と増収を確保。しかし、セグメント利益は戦略的なマーケティング費用の投下などにより、15億4900万円(同22.5%減)となっている。
その他の事業については、横浜DeNAベイスターズの主催試合の入場者数が順調に増加したこと、ヘルスケア事業で一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の販売を8月より開始したことなどで、売上収益65億4800万円(前年同期比15.2%増)、セグメント利益7億8000万円(同3.6倍)となった。
■直前四半期対比では増収増益を確保
第2四半期期間(7~9月)の実績を見ると、売上収益は360億700万円(第1四半期対比で0.5%増)、営業利益は80億500万円(同14.77%増)と増収増益を確保している。2013年3月期第2四半期(7~9月)以降続いていた下落トレンドにようやく歯止めが掛かった可能性がある。
なお、2015年3月期の見通しについては非開示としており、同社は第3四半期の累計連結業績予想を開示、売上収益1066億円(前年同期比24.7%減)、営業利益206億円(同52.6%減)、四半期純利益120億円(同54.1%減)を見込んでいる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432