『FFレコードキーパー』は月商10億円突破 DeNA守安社長「クオリティファーストが浸透した」 オリジナルタイトルやIPタイトルにも自信
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、本日(11月7日)、東京都内で第2四半期(7~9月期)決算説明会を開催し、スクウェア・エニックスとの共同タイトル『ファイナルファンタジー レコードキーパー』が10月の月商が10億円を突破したことを明らかにした。
決算説明会に臨んだ守安 功社長は、「開発面でも昨年の夏からリソースをアプリにシフトし、ヒットが出せなかったが、ゲームエンジンやライブラリなどの蓄積が活かせるようになってきた。また運営面ではブラウザゲームのイベント設計など運営手法が十分通じることもわかった。有力IPの力ということも大きいが、アプリマーケットでの集客ノウハウも積め、今後につながるヒットを作ることができた」とコメントした。
続けて、今後の戦略についても説明した。まず、『ファイナルファンタジーレコードキーパー』については、ファイナルファンタジーのコアなファン層にリーチできているものの、1、2タイトルを遊んだ経験のあるライト~ミドルのユーザーには十分リーチできていないため、遊んでもらうための取り組みを行っていくという。同時に、自社のオリジナルタイトルの開発や、これまでMobageで提供し、一定の成功を収めてきたIPタイトルのネイティブアプリも提供していく計画だ。特にIPタイトルについては、「当社の開発スタッフもIPの特性を熟知している」と語り、ヒットが期待できるとの見方を示した。
会場内からは開発体制についての質問があり、守安氏は「タイトル数をとにかく多く出す方針からクオリティ重視に切り替え、アルファ版からかなり厳しくチェックした。(FFレコードキーパーは)クオリティが充分でないということで何度も作り直したため、当初の予定よりもだいぶ遅れたが、面白いものでなくては意味がない。この結果として、クオリティファーストという意識は社内にもだいぶ浸透したのではないか」と述べ、ネイティブアプリで継続的なヒットタイトルを開発できる体制が整いつつあることを示唆した。
全体的にはポジティブな質問の多い決算説明会という印象を受けたが、決算説明会の詳細レポートについては後日、あらためて掲載する予定。
決算説明会に臨んだ守安 功社長は、「開発面でも昨年の夏からリソースをアプリにシフトし、ヒットが出せなかったが、ゲームエンジンやライブラリなどの蓄積が活かせるようになってきた。また運営面ではブラウザゲームのイベント設計など運営手法が十分通じることもわかった。有力IPの力ということも大きいが、アプリマーケットでの集客ノウハウも積め、今後につながるヒットを作ることができた」とコメントした。
続けて、今後の戦略についても説明した。まず、『ファイナルファンタジーレコードキーパー』については、ファイナルファンタジーのコアなファン層にリーチできているものの、1、2タイトルを遊んだ経験のあるライト~ミドルのユーザーには十分リーチできていないため、遊んでもらうための取り組みを行っていくという。同時に、自社のオリジナルタイトルの開発や、これまでMobageで提供し、一定の成功を収めてきたIPタイトルのネイティブアプリも提供していく計画だ。特にIPタイトルについては、「当社の開発スタッフもIPの特性を熟知している」と語り、ヒットが期待できるとの見方を示した。
会場内からは開発体制についての質問があり、守安氏は「タイトル数をとにかく多く出す方針からクオリティ重視に切り替え、アルファ版からかなり厳しくチェックした。(FFレコードキーパーは)クオリティが充分でないということで何度も作り直したため、当初の予定よりもだいぶ遅れたが、面白いものでなくては意味がない。この結果として、クオリティファーストという意識は社内にもだいぶ浸透したのではないか」と述べ、ネイティブアプリで継続的なヒットタイトルを開発できる体制が整いつつあることを示唆した。
全体的にはポジティブな質問の多い決算説明会という印象を受けたが、決算説明会の詳細レポートについては後日、あらためて掲載する予定。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432