第3四半期連結会計期間(7~9月)において、韓国で『EA SPORTSTM FIFA Online 3』及び『EA SPORTS FIFA Online 3 M』(以下FIFA Online 3 M)がFIFAワールドカップ閉幕後も引き続き好調であったことに加え、『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)、『メイプルストーリー』(Maple Story)、『マビノギ英雄伝』(MabinogiHeroes)などの既存PCオンラインゲームが好調に推移。モバイルゲームも『Legion of Heroes』などが安定的に推移したことに加えて、第3四半期に新規にリリースした『Legion of Heroes for Kakao』や『三剣豪』(Three Sword Heroes)が売上収益に貢献した。さらに、為替相場が前年同期比で円安になったことも影響し、同期間の業績は予想を上回って着地している。
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また、第3四半期期間の業績をQonQで比較すると、売上収益は前四半期比17.0%増、営業利益は同52.7%増、四半期純利益は3.3倍と特に利益面の伸びが大きくなっている。
なお、同社は、第4四半期期間(10~12月)の予想も幅を持たせた数字で発表。売上収益が391億4500万円~421億2900万円(前年同期比13.6%増~22.2%増)、営業利益が85億3100万円~108億9100万円、税引前利益が90億5500万円~114億1500万円、四半期純利益が64億2200万円~83億3800万円としている。
それに基づく、2014年12月期通期の予想は、売上収益が1691億4300万円~1721億2700万円(前年同期比8.9%増~10.8%増)、営業利益が547億8800万円~571億4800万円(同8.1%増~12.7%増)、税引前利益が578億7400万円~602億3400万円(同19.0%増~23.8%増)、四半期純利益が402億3600万円~419億5200万円(同33.5%増~39.2%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659