アドウェイズ<2489>は、11月27日、100%子会社である愛徳威広告有限公司(以下、アドウェイズチャイナ)が、ビービットの提供するインターネット広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」の中国展開における全面支援および販売に関して、業務提携したことを発表した。
アドウェイズチャイナは、中国で事業展開する企業に対してデジタルマーケティングの支援を行っており、その中で、広報・PR活動の価値を算出し、費用対効果の高いマーケティング戦略の立案が日々重要になっている。
昨今中国では、日本同様に多種多様な広告メニューへの出稿が著しく増加している。しかし、複数の広告メニューとユーザー1人1人の接触履歴を管理し、ブランディングなどの間接的な広告効果を正確に分析するツールは、中国国内では十分にない状況だった。そこで、ビービットのアトリビューション分析手法は、今後企業が抱える広告課題を解決し、適切な広告予算の配分選定をサポートできると考え、今回業務提携を行う運びとなった。
アトリビューション分析とは、コンバージョンへの貢献度をメディア毎に調査する分析手法のこと。例えば下記のように、リスティング広告がクリックされてコンバージョンに至った場合、その顧客がそれまでに他のどんなメディアや広告を見て、それがコンバージョンに影響しているのかがわかる。
今後は、アドウェイズチャイナが持つ中華圏での顧客基盤やウェブマーケティングのノウハウと、ビービットの広告効果測定技術、分析手法を融合させることで、ブランディング効果を含めて透明性の高いウェブマーケティングを提供することを目指す。アドウェイズチャイナは今後も、日本や海外の企業が中国に進出する際のパートナーとしてサポートを強化していくとしている。
■広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」
ディスプレイ広告、リスティング広告、アフィリエイト広告、メールマガジン、自然検索(SEO)、ソーシャルなど、ネット広告の効果を測定するためのツール。大手企業やネット先進企業を中心に、500 社以上の導入実績がある。
■関連サイト
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489