【ゲーム株概況(12/4)】タカラトミーが自社株買いを好感して大幅高 マーベラスは利益確定の売りが優勢に

12月4日の東京株式市場では、日経平均株価が5日続伸し、ザラ場ベースでは朝方に1万7900円台まで乗せる場面もあった。為替が1ドル=119円台後半と大きく円安に振れたことで、トヨタやホンダなど輸出株を中心に買い物が入っている。日経平均株価の終値は前日比166.78円高の1万7887.21円。

そうした中でゲーム関連株の動きを見ると、やはり物色の中心が輸出株などに向かっている影響からか、さえない銘柄が目立つ。中でアクセルマーク<3758>、アエリア<3758>、日本ファルコム<3723>などが堅調。アクセルマークは、『大乱闘!!ドラゴンパレード』の配信開始が遅れていることを嫌気し、ここ数日はやや軟調な動きが続いていたが、それもほぼ織り込んできたようだ。

半面、ここ数日は強さが目立ったマーベラス<7844>は利益確定の売りが優勢な展開となり、イグニス<3689>やクルーズ<2138>の下げもきつい。

なお、前日(12月3日)に米TPGとの資本・事業提携を解消を発表(関連記事)したタカラトミー<7867>は、そのTPG保有株を含めた自社株買いを実施することが評価され、東証1部の値上がり率12位となるなど大幅高した。


■関連銘柄
株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高1872億9700万円、営業利益131億1900万円、経常利益120億4300万円、最終利益83億1400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
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