【ゲーム株概況(1/6)】直近IPO人気に乗るエクストリームがS高 ガーラは脅威の9日連続S高 ブロッコリーの下げ幅は2日で467円に

1月6日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比525.52円安の1万6883.19円となるなど、全面安商状となった。日経平均株価の下げ幅が500円を超えたのは昨年11月17日以来。日経平均1万7000円割れは同12月17日以来となる。原油安や欧米の株価下落に加え、為替が119円割れと円高方向に振れたことも重石として働いた。

そうした中で、ゲーム関連株も軒並み軟調な銘柄が目立ったが、エクストリーム<6033>が4日続伸して、ストップ高となるなど上場初値を上回る水準で強さを発揮している。IPOの空白期間入りということで、直近IPO銘柄を循環物色する流れも追い風に働いているようだ。

また、前日まで8日連続のストップ高となっていたガーラ<4777>は、朝方ストップ高まで買われた後、一度1012円まで売られるなど荒い値動きとなったが、後場かけて再び買われ、結局は9日連続のストップ高で取引を終えた。

一方、厳しい下げに見舞われたのがブロッコリー<2706>だ。『うた☆プリアイランド』のサービス再開を材料出尽くしとみた売りがこの日も続き、連日の大幅安となった。なお、2日間の下げ幅は合計で467円に達している。

ほか、『ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド』のサービス再開予定を発表(関連記事)したものの、再開が2月以降となることを嫌気されたマーベラス<7844>も続落した。


■関連銘柄
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
企業データを見る
株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高88億1600万円、営業利益10億2400万円、経常利益11億7400万円、最終利益8億1400万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
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