【ゲーム株概況(1/9)】アクロディアが値を飛ばす ガーラは乱高下も終値で反発 ガンホーは利益確定売り優勢
1月9日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比30.63円高の1万7197.73円と3日続伸した。ただ、前日の欧米株高を好感し、朝方は買い優勢の展開だったものの、一巡後は上げ幅を縮小し、一時はマイナスに転じる場面もあった。8日に第1四半期決算を発表したファーストリテイリング<9983>の動きに振り回された側面もあるようだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、やや軟調な推移が目立つ中、軽量株であるアクロディア<3823>が大きく値を飛ばした。また、前日は急反落したガーラ<4777>はこの日も乱高下する荒れた展開となったものの、14時50分過ぎに値幅100円以上の上昇を演じ、反発して取引を終えた。
ややゲームと異なる領域の材料で上昇したのがドリコム<3793>で、リブセンス<6054>と組んだ学生起業家向けビジネスディスカッションが材料視されたようだ。ほか、サイバーエージェント<4751>は、トークアプリ「755」の好調(関連記事)や、スマホゲーム向け動的リターゲティング広告の開始(関連記事)などが注目を集めている。
一方、『NBA CLUTCH TIME』の台湾・香港・マカオでの配信を発表(関連記事)したマーベラス<7844>は朝方買われたものの、後場には上げ幅を縮小。前日は新作『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』が好感されたガンホー<3765>は、この日は利益確定の売りに押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823