決算

オルトプラス、第1四半期は前年同期比4.1％増収も営業赤字に…QonQでは各利益項目とも赤字幅が縮小、通期黒字転換予想も据え置き

株式会社オルトプラス

オルトプラス

2015.02.05 16:08

オルトプラス<3672>は、2月5日、2015年9月期第1四半期（10～12月）の連結決算を発表、売上高は7億2700万円（前年同期比4.1％増）、営業損益1億4800万円の赤字（前年同期実績1億1500万円の黒字）、経常損益1億4200万円の赤字（同1億1800万円の黒字）、四半期純損益9600万円の赤字（同6500万円の黒字）となった。

前年同期比較では、赤字転落という形になるが、これを四半期推移（QonQ）で見てみると、売上高は7.8％の増収、営業損益は5200万円の赤字幅縮小、経常損益は4900万円の赤字幅縮小、純損益は7300万円の赤字幅縮小という結果になる。

第1四半期末時点でサービス提供中のタイトルは15タイトル。うちオリジナルタイトルは、『バハムートブレイブ』『精霊ファンタジア』『ダービーズキングの伝説』の3タイトルとなる。ネイティブアプリは2タイトルで、ネイティブシフトはまだまだ途上と言えるだろう。

また、同社は、ネイティブアプリ向けの広告市場が拡大していることを受け、今後の業容拡大に向けて、ビヨンドが運営していたスマートフォン向け広告配信事業の事業譲受契約を昨年10月に締結。同11月1日より事業を開始している。

なお、2015年9月期の予想については、期初予想から変更なく、売上高53億4400万円（前期比93.2％増）、営業利益1億5000万円（黒字転換）、経常利益1億4800万円（同）、最終利益4500万円（同）と、大幅な増収・黒字転換を見込んでいる。