3月11日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比58.41円高の1万8723.52円で取引を終えた。前日の米市場安を受けて朝方は売り先行で始まったものの、売り一巡後は先物主導で、じりじりと買い戻された。
そうした中でゲーム関連株の動きを見ると、前日に続きメディア工房<3815>が大幅高した。子会社ブルークエストの『怪人ランブルZ ~近未来征服プロジェクト~』の順調な事前登録状況が引き続き材料視されている。
また、前日ようやく場中に寄り付いたgumi<3903>は、この日は買い戻しの動きとなり、前日比93円高の1596円で取引を終えた。前日開催した決算説明会(関連記事)の内容も、業績予想修正の発表時と比べると、先に明かりが見えるような内容だったこともプラスに働いているもようだ。
ほか、アクセルマーク<3624>やモブキャスト<3664>、ドリコム<3793>なども買われた。
半面、シリコンスタジオ<3907>やカヤック<3904>など、物色されてきた直近IPO銘柄が安く、前日は大幅高したケイブ<3760>は利益確定売りに押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社メディア工房
- 設立
- 1997年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 長沢 一男
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3815