バンダイナムコ、有名ゲーム17タイトルのIPオープン化プロジェクトの続報を公開。ゲームや動画などデジタルコンテンツはOK、リアルグッズはNG
バンダイナムコエンターテインメントは、2015年にバンダイとナムコが統合して 10周年を迎えることを記念し、同社のカタログIP17タイトルを簡単な企画審査で国内のクリエイターへ開放するオープン化プロジェクトを4月下旬より開始する。
その続報がニコニコ生放送『レトロゲームをここまでいじってOK!? 「ネオゲーム喫茶876」を開店せよ!!』にて放送された。
対象タイトルは「パックマン」「ギャラクシアン」「ゼビウス」「マッピー」など全17キャラクター。
番組中、この「カタログIPオープン化プロジェクト」でできること、できないこととしては、以下が挙げられた。
●OK
・個人クリエイター…オープン化したタイトルを扱った動画をニコニコ動画に投稿(動画内容の範囲は現在調整中)
・法人、公認クリエイター(事務局に登録)…スマートフォンアプリやPCブラウザゲームの制作(簡易的な企画審査が必要。有料/無料は問わない)
※4月下旬に投稿方法や登録方法の詳細が発表(ニコニコ超会議2015など)
●NG
・リアルグッズの製作(Tシャツ、帽子、スマホケース、バッジ、アナログゲームなど)
・日本国外での利用(国外在住者の参加、国外へのコンテンツ配信:各国法規への対応はすぐには難しいため、現状国内を優先)
一例として、Googleが4月1日限定で公開したGoogleマップやIngressのマップがパックマン仕様になった「パックマップ」はこのプロジェクトの一環として制作されたことが明かされた。
なお、コンテンツの具体的な線引きや収益関連などの情報は、4月下旬に改めて告知される。4月25日、26日に幕張メッセで開催されるニコニコ超会議でも、この件に関する情報を公開するニコニコ生放送が配信される予定となっている。
■関連リンク ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)