4月17日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比232.89円安の1万9652.88円で取引を終えた。3月期決算発表の接近で手控えムードが強まる中で、後場に入って先物主導で下げ幅を広げる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、メディア工房<3815>が大幅高した。同社は、子会社のブルークエストがスロットカードバトルゲーム『怪人ランブルZ ~近未来征服プロジェクト~』のAndroid版を16日に配信開始(関連記事)したことが材料視されている。
また、イマジニア<4644>が一時年初来高値となる1572円を付けるなど急騰した。NHN PlayArtが「LINE GAME」で事前登録を実施中の『LINE リラックマころろんパズル』が事前登録数25万人を突破したことが株価を刺激する形となっている。
ほか、ベクター<2656>が買われたほか、KLab<3656>やケイブ<3760>、gumi<3903>がしっかり。ベクターは新作ブラウザゲーム『魔戦カルヴァ』のサービスを2015年初夏に開始すると発表したことが好感されている。
半面、ガーラ<4777>やアクロディア<3823>の下げがきつく、前日買われた日本一ソフトウェア<3851>と日本ファルコム<3723>は利益確定売りに押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644
会社情報
- 会社名
- 株式会社メディア工房
- 設立
- 1997年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 長沢 一男
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3815