【アプリ調査】野村哲也氏ら開発陣が贈るスクエニの新作アプリ『ランページ ランド ランカーズ』のゲーム概要に迫る…新ジャンル「PvD」とは



スクウェア・エニックスは、新作スマートフォン専用アプリ『ランページ ランド ランカーズ』を2015年5月に配信を予定している。本作は、メインキャラクターデザインに野村哲也氏、ディレクターにPSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズを手掛けた高橋光則氏らと、豪華開発陣を迎えた今までにない空想科学冒険活劇タイトルだ。

プレイヤーは冒険者(ランカー)になって、モンスターや罠が待ち受けるダンジョンを探索。多種多様な効果を持つカードを駆使してダンジョン最深部に隠された“ロスト”と呼ばれるお宝の回収を目指す。いつでもどこでも繋がれるスマートフォンの利点を活かしつつも繋がり過ぎることによる負担を極力排除した、非同期による最大10人の“ゆる~い共闘”が今までにない新しいゲーム体験が味わえるとのこと。「Social Game Info」では、本作のゲーム概要にいち早く迫ってみたい。

 

■全く新しいジャンルの創出…その名も「PvD」(Players vs Dungeon)




■世界観
冒険者協会【ランカーズユニオン】
遍く謎を解き明かすために結成された命知らずな
冒険者【ランカー】たちの集まり。

ある日、ユニオン調査部が正体不明の高エーテル反応を検知。
その発信源を突き止めたユニオン所属の精鋭集団【Exランカー】たちは
謎の巨大建造物【バベル遺跡】に到達し、
そこで超古代文明時代の遺産【ロストアーカイブ】を発見する。
        
エーテル反応の検知と時同じくして、世界各地には異変が起きていた。    
謎の建造物群【巨大ダンジョン】が突如として姿を現し始めたのだ。    
各地のダンジョンでは次々と正体不明の遺物(【ロスト】と命名)が発見され、
【ロストアーカイブ】の謎を解く重要な鍵であることが判明。
ユニオンはこの一連の事象を【ロストアーカイブ事件】と呼び調査を開始した。
ユニオンからの指令は1つ。    
「ダンジョンに眠る【ロスト】を回収し、【ロストアーカイブ】の謎を解き明かせ!」    
未知の世界への冒険物語が、かくして幕を開けた!!


『ランページ ランド ランカーズ』の世界には、一定間隔で出現と消失を繰り返し、出現するたびに構造が変化する(自動生成)ダンジョンがいくつも散らばっている。プレイヤーは、飛空艇「ランカーズユニオン」を拠点として、装備を整えたり、様々な情報を確認したりして、ダンジョンに挑んでいくのだ。ダンジョンには、塔や遺跡、森など様々なタイプのほか、期間限定の珍しいダンジョンも出現。
 

▲ワールドマップには、いくつかのダンジョンが存在。
 

▲飛空艇「ランカーズユニオン」の内部。
 

▲ダンジョンには、遺物「ロスト」が必ずどこかに隠されている。


ダンジョンでは、1フロア最大10人(プレイヤー)とマッチングして遊べる。さらにフロアを移動するたびにマッチングされるプレイヤーは一新されるため、まさに本作で掲げている“一期一会のゆる~い共闘”が楽しめるのだ。

また、ダンジョン内は基本的に真っ暗。宝箱はもちろん、どんな罠や敵が潜んでいるかは分からないようになっている。そのため、プレイヤーは自分で組んだデッキから移動カードや共闘カードを使ってダンジョンを探索していく。なお、他プレイヤーが見つけたものは自動的に同フロアの全プレイヤーに通達されるのは嬉しいポイントのひとつだ。
 

▲ダンジョン内部。
 

▲ダンジョン内は基本的に真っ暗。
 

▲他プレイヤーが見つけたものが分かる。


前述しているように、プレイヤーはお宝求めてダンジョン内を探索していくのだが、とにもかくにもダンジョン内には危険がいっぱい。しかし、複数のプレイヤーとマッチングして共闘していけば、たとえ危険なダンジョンでも乗り越えられる。ここでは、一連の「共闘の流れ」について簡単に説明しよう。
 
▲危険がいっぱいのダンジョンで役立つのが共闘カード。


▲共闘カード「罠の気配」を選択……。


選択するとランカー専用銃型装備で打ち出す。演出が凝ってる!


▲すると同フロアのプレイヤーたちにも罠の位置を伝えられる!


▲共闘カードを使ってくれた人には「Good job!」が送れる。


▲対象のプレイヤーをロックオンして一気に「Good job!」。


▲共闘カードを使った人の元へ続々と感謝の声が!
「Good job」をしてくれた人をバトルで一度だけ召喚することも可能!


もちろんダンジョンの部屋にはモンスターが潜んでいることもある。バトルでは、カードの中から攻撃手段を選択して攻撃するというシンプルなコマンドバトル。属性や状態異常を与える攻撃など、シンプルながらも戦略性のあるバトルが楽しめる。なお、様々な攻撃カードはダンジョンの宝箱から入手できる。このほか、「Good job!」をしてくれたプレイヤーのゴーストデータを呼び出して、一斉攻撃するフォーメーション攻撃なども存在。
 

▲ダンジョンには凶暴なモンスターたちも待ち受ける。


▲バトルでは、カードの中から攻撃手段を選択して攻撃!


▲攻撃カードはダンジョンの宝箱から入手できるため、宝箱は積極的に見つけよう。


▲頼もしい仲間たちによる強力な攻撃。


 
そして、本作には全12種類の“ランキングシステム”が導入されている。ダンジョン内でのプレイヤーの行動により自動でポイントが加算されていき、さまざまなランキングの対象となるため、言わばどんなプレイヤーでも上位を目指すチャンスがあると言えよう。各ランキングは「ランカーズユニオン」の専門部隊と対応しており、ランキングに応じて衣装が贈られる。たとえば、敵の討伐ポイントを高めれば、「討伐隊」としてのランキングが上昇し、上位にランクインすれば「討伐隊」の衣装が贈られることになる。
 

▲様々なランキングで上位を目指そう!


▲ランキングのトッププレイヤーが毎週表彰!


以上が現状わかっている『ランページ ランド ランカーズ』のゲーム概要となる。もちろん、今回紹介していないところでも、様々なコンテンツが用意されていることだろう。本作では、全く新しいジャンルの創出として、PvD(Players vs Dungeon)を掲げている。全プレイヤーで“共闘”してダンジョンを攻略するといった、これまでに無い新感覚スマホゲームに、これから当媒体も注目していきたい。
 

【STAFF】
ディレクター:高橋 光則
代表作:PSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズ
メインキャラクターデザイン:野村 哲也
代表作:『キングダム ハーツ』シリーズ、『ファイナルファンタジー』シリーズ等
キャラクターデザイン:ロベルト・フェラーリ
代表作:『ファイナルファンタジー零式』
音楽:石本 丈晴
代表作:『ディシディア ファイナルファンタジー』、
『ファイナルファンタジー零式』、『すばらしきこのせかい』
プロデューサー:間 一郎
代表作:『ディシディア ファイナルファンタジー』、『シアトリズム ファイナルファンタジー』


■『ランペイジ ランド ランカーズ』
 


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Developed by HEXADRIVE Inc.
CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA/Roberto Ferrari
株式会社スクウェア・エニックス
https://www.jp.square-enix.com/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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