Aiming、15年12月期の営業益予想を19億円→28億円に上方修正、前期比8倍と大幅増益となる見込み…「剣と魔法のログレス いにしえの女神」好調で

Aiming<3911>は、本日(4月30日)、2015年12月期の連結業績予想を上方修正し、売上高111億円(前回予想95億円)、営業利益28億円(同19億円)、経常利益27億円(同19億円)、最終利益18億円(同11億円)とした。従来予想からの修正率は、売上高が34.4%増、営業利益が94.8%増、経常利益が43.1%増、最終利益が62.0%増となる。そして、前の期に比べて、売上高が70%増、営業利益が698.8%増、経常利益が720.3%増、最終利益が238.3%増と大幅な増益となる見込み。
 

同社では、主力タイトル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」は2014年12月から2015年1月にかけて注力したテレビCMの効果などにより累計ダウンロード数を堅調に伸ばしており、2014年12月末の520万ダウンロードから2015年4月13日時点で600万ダウンロードに達した。また、利用者に対するゲーム内でのイベント施策などによって、売上高も好調に推移し、グループの業績をけん引した結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに当初の予想数値を上回ることになった、と説明している。なお、「剣と魔法のログレス いにしえの女神」関連の売上に占める比率は58.1%になっているとのこと。



■第1四半期は営業利益12億円に

同時に、第1四半期の連結も発表し、売上高32億4300万円、営業利益12億6000万円、経常利益12億5000万円、最終利益8億1100万円だった(上場後、初の四半期決算のため、前年同期との比較はなし)。通期予想に対する進ちょく率は、売上高が29%、営業利益が45%、経常利益が44%、最終利益が43%と高い水準となっている。
 

主力タイトル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」の売上高が好調に推移し、グループの業績を牽引したことに加え、「Lord of Knights」や「VALIANT LEGION」、「幻塔戦記グリフォン」が前年同四半期売上高を上回る堅調な推移となった。