韓国NHN Entertainment、2015年第1四半期の売上高が約151億円(日本円)、純損失が約11億円とQonQで赤字転落に モバイルゲームは堅調な伸び

第1四半期の売上高を事業部門別に見てみると、PCオンラインゲームはWebボードゲームの追加規制の影響と日本地域事業不振で前期比13.5%減の577億ウォン(同:約63億円)を記録。
モバイルゲームは日本地域の中核的なの売上高が小幅減少したにも関わらず、グローバルワンビルド戦略の成功事例として評価される『クルセイダークエスト』と『LINE POP2』の売上高貢献で前期比5.1%増の499億ウォン(同:約55億円)を達成した。その他では、前四半期比11.6%減の305億ウォン(同:約33億円)を記録。

▲部門別の売上高。灰:PC、オレンジ:モバイル、黒:その他
ゲームの売上高を部門別に見ると、PCのオンラインゲームが54%、モバイルゲームが46%の割合を占めており、地域別では、国内売上高が656億ウォン(同:約72億円)で61%、海外売上高が419億ウォン(同:約46億円)で39%の割合を示した。

▲地域別のゲームの売上高。灰:韓国国内、オレンジ:海外

▲日本事業。濃灰:PC、オレンジ:モバイル、薄灰:その他

▲営業費用
なお、先日同社はネオウィズインターネットを約116億円(日本円)で買収すると発表した(関連記事)。音楽サービス「Bugs」と連携させたサービスも視野に入れているという。このほか、多種多様な新作モバイルゲームも控えている。
会社情報
- 会社名
- NHN
- 設立
- 2013年8月