1月17日付けの日経産業新聞は、アニメーション制作の旭プロダクションが約10億円を投じて中国上海市にスタジオを開設し、アニメ制作を開始する、と報じている。
報道によれば、新スタジオは、中国企業と提携して2011年中に開設するもので、企画提案から制作までできるよう人材育成にも力を入れ、現地でのアニメ放映の足掛かりとする、とのこと。
旭プロでは、スペインの玩具メーカーのキャラクター商品のアニメ放映権を取得しており、新スタジオと国内拠点の両方を活用して2012年以降の完成を目指すという。
なお、制作したアニメは、中国だけでなく、日本を含む世界で放映するとともに、国内の玩具輸入会社と組み、同キャラクター商品の販売も手がける、としている。