ギークスは、開発専門拠点「CRUD Lab.(クラッド ラボ)」を6月1日に沖縄県那覇市に開設した。「CRUD Lab.」は、自社開発組織の強化と独自のITエンジニアとのネットワーク形成の仕組み「ギークスバリュー」の拡大を目的とした組織となっている。
<なぜ沖縄なのか>
1.開発組織の強化に最適な環境である
沖縄県には、IT企業への行政の支援、アジアに近いという立地、クリエイティブな発想が生みだしやすい開放的な環境がある。その沖縄を開発専門拠点とすることで技術力の向上を図ることができ、グローバルを視野に入れた新たなサービスを生み出せると考えている。また、沖縄の平均年齢は、全国で最年少の39.1歳、自然増加率は0.54%と、ダントツの日本1位。年少人口の割合でも18.1%の日本1位と若い人材が豊富なため、開発組織の強化とともに、エンジニアの採用・育成においても最適な環境であると考えている。
2.「ギークスバリュー」を拡大し、日本のIT・インターネット産業へ貢献できる
沖縄県は、「きんゆうIT国際みらい都市構想」を通し、“金融、IT業界の企業、人々を世界中から集め、彼らが喜び、感動、充実感を得られる滞在生活を送ってもらう。その結果、ここから新しいビジネスが絶え間なく生まれるような空間をプロデュースしていくのがこの構想の目指すところ”と発言している。「ギークスバリュー」とは、世界を舞台に活躍できる優秀なエンジニアを輩出し、彼らの新しい価値創造を支援することを目的とした「ITエンジニアを育て、集め、繋げる」システム。「ギークスバリュー」をさらに拡大させ、新たなIT・インターネット産業のサービス・ビジネスの誕生を推進し、ひいては本分野へ貢献するには、沖縄の環境は大きな後押しになると考えている。
<新拠点『CRUD Lab.』の概要>
・名称:CRUD Lab.(クラッドラボ)
・所在地:〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち4丁目9-9 エスパシオY’s 3F
・事業内容:サービス開発・運用、エンジニア向けスペース運営(予定)、技術イベント開催
▼ギークスバリューとは
Webビジネスの市場規模は、2010年の10兆円から2020年には47兆円と約4.7倍、2014年と比較しても2.7倍に拡大するといわれており、今後の日本を支える成長産業であることは明確。この産業の更なる成長を担保するのが、優秀なエンジニアの存在だ。「ギークスバリュー」とは、世界を舞台に活躍できる優秀なエンジニアを輩出し、彼らの新しい価値創造を支援する為のシステムであり、ITエンジニアを「育てる」「集める」「繋げる」という3つの取り組みから構成される。ギークスはこの仕組みにより、他社には成し得ないネットワークを形成し、自社の成長のみならず、日本経済の成長に貢献できると考えている。
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060