【ゲーム株概況(6/5)】モブキャストが事前登録サイト開設でストップ高! クルーズも年初来高値更新 目先材料出尽くしのガーラは10%超の下落
6月5日の東京株式市場では小反落。日経平均株価は前日比27.28円安の20,460.90円で取り引きを終えた。前日の欧米市場の下落を受けて、この日は売り先行だった。ギリシャ問題の不透明感に加え、米雇用統計の発表を前に手控えムードが広がった。前日比100円を超える下落となる場面もあったが、押し目買い意欲が強く、引けにかけて下げ幅を縮小した。こうしたなか、ゲーム関連株は、個別材料株への物色の矛先が向かった。値動きの軽い個別銘柄への循環物色ともいえる状況になっているようだ。
個別銘柄では、モブキャスト<3664>がストップ高となった。前場は880円前後でもみ合っていたが、後場に入って買いが殺到し、ストップ高となった。『爆走!モンスターダッシュ』の事前登録サイトを開設したことが刺激材料となったようだ。ただ、気になるのは、本日15時に会社として正式に発表する前に、すでに事前登録サイトが開設されていたことだ。適時開示に該当する項目ではないが、事前登録の実施が株価に与える影響が大きいこと、開示の平等性を考えると、発表と同時にサイトオープンとすべきではなかったか。
クルーズ<2138>が続伸し、年初来高値を更新した。スクウェア・エニックスが展開するスマートフォン向け新作オンラインRPG『ファイナルファンタジーグランドマスターズ』への期待が根強いようだ。本日15時にクローズドβテストのテスター募集を締め切り、週明けからテストがスタートする予定。この日発表した『アヴァロンの騎士』GREE版も事前登録開始も支援材料となった模様。
半面、ガーラ<4777>が大幅安となった。スマートフォン向けRPG『Flyff All Stars』が6月4日に正式リリースされたことで目先材料出尽くしとなった模様だ。事前登録段階の材料で乱高下する銘柄が出ているが、アプリが正式リリースとなったことに伴い、短期資金がモブキャストやネプロジャパンなどの値動きの軽い銘柄に移ったことも大幅安の一因とみられる。今後、ユーザー獲得の状況や、売上ランキングでの動きが注目されるだろう。
■ゲーム関連銘柄一覧

会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高141億9100万円、営業損益10億2500万円の赤字、経常損益8億3700万円の赤字、最終損益5億3000万円の赤字(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高30億7100万円、営業損益1億5700万円の赤字、経常損益1億8900万円の赤字、最終損益1億6900万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高23億5000万円、営業損益4億4700万円の赤字、経常損益3億5800万円の赤字、最終損益9億700万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777