スマートフォンアプリジャム2015実行委員会と、モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、6月6日(土)から7日(日)にかけて、予選の第6弾となる札幌予選を開催した。
今回の予選には、専門学校生、大学生、社会人など多様な12チームが参加した。当日、「不仲を解消する」というテーマが発表され、SPA(温泉地)で開催される本選出場権を目指して熱い戦いが繰り広げられた。
オープン・イノベーションを実現する参加者全員のアイデアソンからはじまり、ハッカソンにおいて開発されたゲームやユーティリティ、ツールなどの様々なアプリが発表され、審査はテーマ性、ユニークさ、実装力、プレゼン力の項目で行われ、最優秀賞として本選への出場権を得たのは以下のチームとなる。
●最優秀賞(SPAJAM本選出場チーム)
札幌会場
チーム名:FUNkey
アプリ名:「ぷっしゅdeあくしゅ」
チームメンバー: 兵頭 允彦さん、工藤 卓也さん、諸原 聖さん、河辺 雅史さん、永井 智大さん
アプリの内容:
仲直りの象徴である握手までのステップを1プッシュで喚起するという、なかなか素直になれない人にも心理的な阻害を解消して仲直りのきっかけを提供するという特徴をもったアプリを開
発。普段の生活で、友人等に悪いなと思った時、反省のメッセージをアプリに書き留めておき、アプリがMAXとなったと判断した時に自動的にその相手に通知が届く。受け取った相手は、それに応えて仲直りする意思表示である赤いボタンをプッシュすると、これまで書き留めていたメッセージの内容が相手に表示されるという仕組みとなっている。
不仲という心理的な障害がある関係を段階的に解消するという優れた基本コンセプトが評価されるとともに、実装面においてもアイコン等のデザイン性の高さやアプリとメッセージを組み合
わせた不仲という微妙な関係性を考慮したシステム設計も評価の対象となった。「この最優秀賞は通過点である!チーム結成の目的は混浴露天風呂」と豪語する公立はこだて未来大学の5人組が、どこまで駆け上がっていくか本選での活躍が楽しみなチームだ。
他にも優秀賞として「doki」(代表:北原 健太郎さん)、「アプリを作りたい男達!!」(代表:串田 塁さん)、「Mac欲しい」(代表:松田 一希さん)の3チームが表彰された。なお、最優秀賞に加えて、全国8カ所の予選で優秀賞となったチームから最大3チームが選出されて本戦出場権を獲得する。
【審査員】
札幌会場
伊藤 清香 氏(サイバード ゲーム事業本部 リードエンジニア)
岸原 孝昌 氏(モバイル・コンテンツ・フォーラム 専務理事)
滝澤 琢人 氏(App Annie Japan カントリーディレクター)
田崎 勇二 氏(ネオス 開発本部 シニアマネージャー)
福村 健一 氏(富士通 インテグレーションサービス部門 ビジネスマネジメント本部 事業推進統括部 戦略企画室)
今回のSPAJAM2015では、最優秀賞のシリコンバレースペシャルツアーをはじめ、ハッカソンの世界大会であるグローバルハッカソンソウルへの招待(渡航費用等も提供)やSPAJAMだけのお金で買えない忘れえぬ思い出となるような豪華賞品が提供される。なお、今後、全国2地域3会場(東京B、福岡、東京C)の予選が開催される。
※東京C会場が新たに追加
【東京B】
開催日程:6月13日(土)~14日(日)
応募は締め切り
会場:㈱コロプラ
【福 岡】
開催日程:6月13日(土)~14日(日)
応募締切:若干参加枠あり
会場:福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター
共催:福岡県、福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議
【東京C】
※後日詳細発表予定
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会社情報
- 会社名
- 一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)