「東京おもちゃショー2015」のバンダイブースを取り上げたい。手裏剣戦隊ニンニンジャーや仮面ライダードライブ、ウルトラマンX、ガンダム、妖怪ウォッチ、プリキュアなど、名だたる人気作品の玩具を取り揃えており、規模においても最大という印象を受けた。今回、キッズゲームも複数出展されていたので、こちらを紹介しておきたい。
■『モンスターハンター スピリッツ』
カプコン<9697>とマーベラス<7844>との共同展開となるアミューズメントカードゲームで、6月25日より稼働開始となる予定。「モンスターハンターシリーズ」の世界観はそのままに、独自の設定や体感的な操作、モンスターカードの収集など、アミューズメントカードゲームならではの楽しさを体験できる。
ブースでは、試遊台が設置されており、プレイすることができた。ゲームの内容は、ハンターとモンスターがコンビを組んで、モンスターカードを育成・収集しながら、モンスターと戦っていくもので、直感的な操作で楽しむことができる。
バンダイが手がける「魂石」と呼ばれる連動玩具を活用することがポイントとなる。「魂石」には強力なモンスターが封じ込められており、戦いの最中に解放することで戦いを有利に進められる。解放しない場合、ボーナスとしてパラメータが大きくアップする。第1弾は「MHS-01 リオレウススピリッツ」、「MHS-02 ゴア・マガラスピリッツ」、「MHS-03 セルレギオススピリッツ」で、価格はそれぞれ980円。6月27日に発売される予定だ。
▲ゲームのキーアイテム「魂石」が展示されていた。
▲操作は、真ん中のスティックと右側のボタンで操作する。左側には「魂石」をセットするスペースがある。
■『アイカツ』
ゲーム筐体と各種グッズが展示されていたほか、8月22日に上映が始まる映画『アイカツ!ミュージックアワード みんなDE超盛り上がりまSHOW!』や「Aikatsu8大投票2015」の告知などが行われていた。グッズについては、『ハブラシ3本セット』や『ガーリーロックギターS』などの発売中のグッズだけでなく、『データカードダスグミ』、『エールブレス』、『Tスーツパジャマ』などこれから発売されるグッズが展示されていた。
■『妖怪ウォッチ』
『データカードダス 妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア』と『くじガシャポン 妖怪ウォッチ 妖怪おみくじ神社』の筐体が設置されていたほか、『妖怪メダルバスターズ 第一幕 鬼退治どんぶらこ編』(7月11日発売予定)、『妖怪ゲラボスティーニ創刊号』(7月11日発売予定)、『DX妖怪ウォッチUプロトタイプ』などが展示されていた。
■『スター・ウォーズ:バトル ポッド』
『スター・ウォーズ』を題材にしたアーケード用ドームスクリーンシューティングゲーム。個人向けにも販売することでも話題になったが、試遊機が設置されており、順番待ちの行列ができていた。価格は456万円(税込・送料・設置費用・保守費用込)。「プレミアムバンダイ」を通じて、6月18日より予約受付が行われている。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイ
- 設立
- 1950年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 竹中 一博
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1491億5500万円、営業利益122億4100万円、経常利益134億4600万円、最終利益99億4700万円(2023年3月期)