「東京おもちゃショー2015」で、ひときわ目立っていたタカラトミーアーツのブースを紹介しよう。「おえかきすいそうピクチャリウム」や「KUMIHIMO LOOMY」、「ビールアワーシリーズ」、「そば打ち名人」、「ふわシュワびっくり! レッツ! オムレッツ」などクッキングトイも充実していた。ゲームでは『プリパラ』と『ポケモントレッタ』が出展されていた。
ブースの全体写真をご覧いただくと、「タカラトミーアーツ」のロゴを描いたアドバルーンとともに、『プリパラ』のアドバルーンもあわせて設置されていることがわかるだろう。グッドスマイルカンパニーが『プリパラ』のねんどろいどを前面に出した出展を行ったこともあわせて考えると、『プリパラ』がわずか1年間で一大人気コンテンツに育ったことを示している。
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■『ポケモントレッタ アルティメット』
マーベラスと共同で展開している。ゲーム内でつかまえたポケモンが「ポケモントレッタ」としてマシンから排出されるアーケード用キッズ向けゲーム機となる。「ポケモンをさがす」、「ポケモンをつかってバトルする」、「ボールを投げてつかまえる」という「ポケットモンスター」シリーズの魅力はそのまま再現されており、人気タイトルのひとつとなっている。
ブースでは、ゲーム筐体が4体設置されていたほか、現在発売中のファンブック、プレイヤーデータを記録する「トレッタレポート」(ICカード、477円)、「ポケモントレッタ」を収納するファイル(953円)などが展示されていた(いずれも税別)。7月18日の映画ポケモンの上映に合わせて稼働が始まる「アルティメット」第3弾の情報も一部公開されていた。
▲「トレッタレポート」やファンブック、ファイルなどが展示されていた。
■『プリパラ』
アーケード用キッズ向けゲーム機で、タカラトミーアーツがシンソフィアと共同で展開している。ゲーム内に自分のアイドル「マイキャラ」を作り、ファッションコーデとリズムゲームを楽しみながらアイドルランクをアップさせ、「神アイドル」を目指していく内容だ。サービス開始から1年弱で、登録ユーザー数はすでに160万人を突破した(2015年6月20日現在)。
ゲーム筐体が3台設置されていたほか、ゲームで使える各種グッズやガチャも展示されていた。筐体と連動したニンテンドー3DSソフト(発売中、3980円)のほか、7月に発売される『あろま&みかん&みれぃコーデセット』や『ふわり&らぁら&そふぃコーデセット』などが目立った(いずれも1200円)。カタログには10月発売予定の『プリパラポリス&ナースコードセット』(1200円)も記載されていた。
▲『プリパラ』の試遊機は3台だった。会場内で『プリパラ』関連グッズを展示しているブースにも設置されていた。
▲ゲームで使えるコーデセットやファッションアイテム、ガチャ、ステーショナリィなど多数の関連グッズが展示されていた。
このほか、大スクリーンで映像ライブが体感できる「ふわふらライブツアー」も展示されていた。約160インチの大モニターを使うもので、全国のショッピングセンターなどで展開する計画だという。大人からみても大きく映るが、背の小さな子供からの視点ではより臨場感のあるライブに見えるのではないだろうか。こちらにも玩具メーカーらしい、様々な仕掛けが用意されているようだ。
別途、ステージで発表会も行われた。こちらは別途記事にしたのでそちらを参照してほしい。
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(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミーアーツ
- 設立
- 1988年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 歳久
- 決算期
- 3月