ジーニーは、7月8日、インドネシア共和国においてアドテクノロジー事業を行うADSKOM社のシリーズAラウンドの増資を引き受けたと発表した。本ラウンドにおける投資総額、取得比率などは非公開となる。ジーニーによれば、今回、第三者割当増資を引き受けたADSKOMとは従来から取引関係があり、今回事業協力を加速させるためADSKOM社のシリーズAラウンドにおいてリードインベスターとして株式を取得したとのこと。今後、インターネット広告市場の急速な成長が見込まれるインドネシア市場において、ADSKOMとの事業連携を深めさらなる事業拡大を図っていく、としている。
また、インターネットメディア向けの収益最大化プラットフォーム「Geniee SSP」で、スマートフォンアプリ向け広告サービス「Yahoo!アプリインストール広告」への接続も開始したことを明らかにした。スマートフォン向け広告市場の拡大とアプリ向け広告の需要が高まる中、ジーニーは「Geniee SSP」を「Yahoo!アプリインストール広告」へ接続し、媒体収益のさらなる向上を狙う、としている。
広告主は、「Yahoo!アプリインストール広告」の高度なターゲティング機能を利用して、適切なユーザー層にリーチすることが可能になる。また、見込みユーザー層に絞り込んで広告配信を行ったり、特定のセグメントを配信対象から除外することもでき、効果的にアプリのインストールを促すことができるという。
