7月31日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表…セガサミーHDとマーベラスが第1四半期決算を発表
7月31日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表は、以下の通り。ゲーム関連では、セガサミーHD<6460>、マーベラス<7844>が第1四半期(4~6月)決算を発表する。
セガサミーHDは、2015年3月期は売上高が前々期比6%減、営業利益が同54%減、経常利益が同58%減、当期純損益は112億円の赤字計上で着地するなど、大手ゲームソフトの中で唯一苦戦している印象だったが、これは主に遊技機事業とアミューズメント機器・施設の不振が影響したものとなる。視点をコンシューマ事業に限定すると、売上高は11%増、営業利益は93%増と増収増益かつ大幅な増益を達成していた。続く2016年3月期はグループ内組織再編を実施しており、スマートフォンやPCオンラインなどのデジタルゲームを中心とした「エンタテインメントコンテンツ事業」を中心に収益性の改善を見込んでいる。この第1四半期(4~6月)決算は、そうした収益性の改善の進捗がどうなっているのかをまずは見極めたい。
一方、マーベラスは、Aiming<3911>と協業で手掛ける『剣と魔法のログレス いにしえの女神』をけん引役に2016年3月期は売上高350億円(同32.4%増)、営業利益60億円(同36.0%増)、経常利益60億円(同30.9%増)、当期純利益41億円(同88.2%増)を見込んでいる。ただ、30日に発表したAimingの第2四半期の決算内容がQonQで減収減益となるなど、ややトーンダウンした印象だっただけに、同社の決算発表の内容にもやや警戒感が広がる可能性はありそうだ。
コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
2132 | アイレップ | 9月 | 3Q |
2440 | ぐるなび | 3月 | 1Q |
2489 | アドウェイズ | 3月 | 1Q |
2767 | フィールズ | 3月 | 1Q |
3092 | スタートトゥデイ | 3月 | 1Q |
4348 | インフォコム | 3月 | 1Q |
4644 | イマジニア | 3月 | 1Q |
4816 | 東映アニメーション | 3月 | 1Q |
6460 | セガサミーHD | 3月 | 1Q |
6875 | メガチップス | 3月 | 1Q |
7844 | マーベラス | 3月 | 1Q |
8136 | サンリオ | 3月 | 1Q |
9401 | 東京放送HD | 3月 | 1Q |
9409 | テレビ朝日HD | 3月 | 1Q |
9413 | テレビ東京HD | 3月 | 1Q |
9438 | エムティーアイ | 9月 | 3Q |
9478 | SEHD&インキュベーションズ | 3月 | 1Q |
9715 | トランス・コスモス | 3月 | 1Q |
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460