【ゲーム株概況(8/5)】クルーズが大幅反発 任天堂は終値ベースで2011年以来の2万3000円台回復 ガンホーは3日続落で400円を割り込む
8月5日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比93.70円高の2万614.06円で取引を終えた。為替が1ドル=124円台まで円安方向に振れたことで、前場中ごろから一気にプラス圏に浮上する展開となり、一時は2万700円台に乗せる場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、クルーズ<2138>が大幅反発した。第1四半期(4~6月)決算の大型減益を受けて前日は一時4000円まで売り込まれた同社だが、売り一巡後はアク抜けとなり、同日に発表していた新作ネイティブRPG『アヴァロンΩ(オメガ)』(関連記事)など、今後が期待される材料に市場の関心が向かっているようだ。
また、サイバーエージェント<4751>やコロプラ<3668>など既に7月に決算発表を通過した企業の一角にも見直し買いの動きが出ているほか、任天堂<7974>が終値ベースでは2011年以来となる2万3000円台を回復した。
半面、Aiming<3911>やボルテージ<3639>が売られ、モバイルファクトリー<3912>やネクソン<3659>もさえない。ガンホー<3765>は3日続落となり、昨年10月くらいから下値の抵抗ラインとなっていた400円を終値ベースで割り込んだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974