【ゲーム株概況(8/20)】決算一巡で材料難、信用残が重石　『Elemental Story』TVCM開始のクルーズや『モンハンエクスプロア』事前登録好調のカプコンが高い

東京株式市場では、日経平均株価は前日比189.11円安の2万0033.52円と3日続落。米中の株価下落を受けて売り優勢となった。一時、プラスになる場面もあったが、先物主導で売られ、下げを加速した。決算発表が一巡し、国内の材料不足で手がかり難となるなか、米国と中国という海外市場の動きに左右される展開が続いている。

全体相場と同様にゲーム関連株もさえないが、クルーズ<2138>など材料の出た個別銘柄に物色の矛先が向かった。クルーズは、この日（8月20日）、『Elemental Story（エレメンタルストーリー）』のテレビCMを8月22日より放映開始すると発表した。ユーザー数の拡大とともに、業績拡大を期待した買いが入っているようだ。

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カプコン<9697>も買われた。新作スマートフォンアプリ『モンスターハンター エクスプロア』の事前登録が15万人を突破したと発表しており、手がかり材料視された模様だ。リリース後の業績への寄与が期待されている。

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他方、特に新興市場の銘柄を中心に信用買い残の膨らんだ銘柄の下げが目立った。全体相場が下落する中、信用買い残が需給面での重石となっているようだ。Aiming<3911>やエイティング<3785>、イマジニア<4644>などの下げがきつい。他方、グリー<3632>やエイチーム<3662>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、任天堂<7974>など売り買い拮抗もしくは需給整理の進んだ銘柄は高い。



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