【モンギアのある生活】…研究と発見から自分の考えた攻略をわかってくれる仲間と戦えるのが『モンギア』のいいところ

セガゲームスのハンティングアクション『モンスターギア』をテーマに、「モンギアのある生活」をテーマに記事を執筆する媒体横断企画が公式サイトにて始まった。
Social Game Infoでは、TV番組『機動戦士ガンダム 第07板倉小隊』に出演した経験を持つゲームライターのカバパンに『モンスターギア』について語ってもらった。最初は狙ったギアが出なくて、同じクエストを200回近く回るほどハマったという彼の『モンギア』の楽しみ方とは？ さっそくご覧いただこう。

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■見て、覚えて、考えて、発見する楽しみがあるゲーム

ある襲来イベントで、ボスキャラと戦ったときに手詰まりになったことがあってさ。ガードしてなかったら即死の剣の攻撃をガードすると、その後に飛んでくる波動の攻撃時間が長くて、これがまたスゴいダメージなんで、ガードしてもけっこう削られちゃう状況で（※）。

※ガードは敵の攻撃によるダメージを軽減してくれる、ジャストガードはダメージを0にしてくれるという違いがある。
 
とにかくその波動をどうやって避けるかをずっと考えていて。このゲームにはギアバ回避（※）があるから、それをどう使うか考えていたんだけど、素直に最初の剣の攻撃からギアバを使っちゃうと、波動の途中で食らっちゃって失敗だった。

※ギアバースト：ギアバーストゲージが最大までたまっている状態でアイコンをタップして発動する必殺技のようなもので、発動時に無敵時間がある。その無敵時間を使ってモンスターの攻撃をかわす＝ギアバ（－スト）回避。

ある時友達と遊んでいて、最初の剣の攻撃をたまたまジャストガードできていて、遅れ気味にギアバを撃ってみたら、波動が出る前にギアバを撃つことができるタイミングを見つけられたんだよね（※）。

※一度ガードしてしまうと、攻撃が連続している場合はガードが続いてほかの行動ができない。

2つの攻撃が一連の動作に見えても、実は割り込むタイミングが隠されてるのが試行錯誤してわかって、ジャストガードからのギアバ回避ができて、今まで喰らうしかなかった攻撃を0ダメージで抑えられることが発見できたのはうれしかった。
 

■マルチプレイでプレイヤー自身がゲームを楽しめるよう努力できる余地が残されている

このゲームは最初にボスと戦うときは、ボスの行動をまずはよく見て、モーションや攻撃パターンを覚えつつ、対策を考えながら遊んでから本腰を入れるんだよね。自分のスタミナを使ってホストプレイするだけじゃなく、他のプレイヤーのゲームにもスタミナ使わずにマルチプレイで参加できるわけだから、勉強する機会はいっぱいある。そうやっていろいろ試してみて、自分が考えた攻略が「型にはまる」時がくる。

問題はそこからで、型にはまったら自分はそれでいいんだけど、マルチプレイのとき、「そのイベントに適した武器や装備じゃないとダメ」って人もいるから、プレイヤーの名前に「●●じゃなきゃだめ」とか書いてる人もいるよね。でも、一度一緒にプレイしたことのある人とか、自分をわかってくれてる人とかだと、別の装備でも一緒にプレイしてくれる人がいる。会ったことないよもちろん。なのに装備を見て考えを理解してくれる人っているんだよね。

実際、そのボスに適した装備があれば、それでプレイすることで「早く、安全に」狩りができるのは間違いない。効率がいいから強い。でも、頭を使って吟味した装備でも、時間はかかるけど攻略はできる。ほかの降臨でやったことがあるけど、頭は「ギアアップ」のギアバースト、胴も「スピードアップ」のギアバーストの双剣のための装備を持っていって、武器はハンマーにした。これって、1人でプレイするなら選ばない効率の悪い装備。ハンマーは威力はない代わりに「ぶん回し」でヒット数が稼げて気絶値を貯めやすいところが強みだけど、ギアの組み合わせ的にはボーナスがつかないから体力はないし（※）。

※同じシリーズのギアを装備すると、ハンターの体力にボーナスが付加される。

でも、この組み合わせで何を狙っているかといえば、全員のために攻撃速度を上げて、ギアバーストを早く貯めてほしいからの補助的な役割を考えた結果というか。ギアアップで攻撃力を上げて、溜まったギアバーストでさらにスピードアップして加速、無敵時間を使って敵の攻撃を避けて…って感じで。この装備を見て、「なるほど」って合わせて動いてくれるメンバーに当たったら最高に楽しい。

この間も1人フレンドができたんだけど、4人でプレイして速攻で2人が死亡して、俺とその人だけでずっとプレイして、10分ぐらいかけてクエストを突破した。そのあともその人と違う部屋でマッチして…もうそうなると、「どっちからフレンドを申請するんだ？」みたいな読みあいになって（笑）。結局向こうから申請が来て、「承認！」って（笑）。そういうのが楽しいよね。

素材の良さ以上に、プレイヤー自身がゲームをすごく楽しめるように努力しているよね。その余地が残されているというか、それができることが『モンギア』のいいところじゃないかなと。ギアの組み合わせもいっぱいあるから、鉄板だけじゃないものでいろいろ試してみたいじゃない？ 皆が皆特効ギアを引いてるわけじゃないから、それを頭やテクニックで補って戦えるっていいと思う。