ユークス<4334>は、9月4日、2016年1月期の第2四半期累計(2~7月)の連結業績を発表、売上高10億7800万円(前年同期比4.4%減)、営業損益1億700万円の赤字(前年同期6500万円の黒字)、経常損益8600万円の赤字(同7400万円の黒字)、四半期純損益5800万円の赤字(同4400万円の黒字)と前年同期比で減収、赤字転落となった。
ただ、3日に業績予想の上方修正を発表した通り、期初予想対比では売上高は上ブレ、各利益項目も赤字幅が縮小する結果となっている。
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デジタルコンテンツ事業のゲームソフト分野は、受託ソフトでアメリカの人気プロレス団体「WWE」をモデルにした最新作の開発が順調に進捗。前作『WWE 2K15』は、2011年10月より販売開始となった海外で好調なほか、ダウンロードコンテンツも好調に推移した。自社ソフトは、格闘ゲーム『PACIFIC RIM』とロボットファイティング/ボクシングゲーム『REAL STEEL』が堅調だった。
新規案件もゲームソフト分野、パチンコ・パチスロ分野、モバイルコンテンツ分野ともに複数のプロジェクトの開発が順調に進んでいるとしている。
なお、2016年1月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、売上高46億300万円(前期比8.5%増)、営業利益6億5500万円(同20.5%増)、経常利益6億6800万円(同17.6%増)、当期純利益4億2300万円(同31.0%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334