メガチップス<6875>は、2月6日、2026年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、ASIC(顧客専用LSI)事業において市場需要の回復の鈍化が影響し、実績が前年割れとなったことで大幅な減収減益となった。
なお、最終利益が大きく膨らんでいるのは、第3四半期にSiTime Corporation株式の一部売却による投資有価証券売却益151億5000万円が発生したことによるものとなる。
■第3四半期決算実績
売上高289億9200万円(前年同期比16.1%減)
営業利益11億4100万円(同42.1%減)
経常利益8億9900万円(同62.5%減)
最終利益109億7100万円(同222.7%増)
主力のASICは、生成AI関連や通信分野の需要が旺盛である一方、同社が主戦場とするOA機器や産業機器の分野においては、世界的な需要減退に伴う在庫調整が想定よりも長期化し、市場需要の回復は総じて鈍いものとなった。
このような状況の下、同社はアミューズメント分野向けにおいて顧客密着型の提案活動とサポート活動に注力するとともに、これまで培ってきた上流設計やアナログ技術、特に同社が得意とする通信インターフェース技術、セキュリティ技術や画像処理技術などを活用し、画像関連機器や成長市場である産業機器分野や通信インフラ分野向けの製品開発を進め、事業の基盤強化による収益拡大を図っている。
■通期業績予想を下方修正
2026年3月期通期の連結業績予想については、第3四半期決算の発表と同時に予想の下方修正を発表しており、以下のとおり。
売上高420億円→380億円(増減率9.5%減、前期比10.2%減)
営業利益30億円→10億円(同66.7%減、同54.3%減)
経常利益27億円→5億円(同81.5%減、同80.8%減)
最終利益115億円→105億円(同8.7%減、同95.5%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社メガチップス
- 設立
- 1990年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 肥川 哲士
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6875