フェイス<4295>は、9月5日、2016年3月期の第2四半期累計(4~6月)の連結業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想90億円から93億円(増減率3.3%増)、営業損益は同1億円の赤字から3億7000万円の黒字、経常損益は同1億1000万円の赤字から3億7000万円の黒字、四半期純損益は同1億8500万円の赤字から1億7500万円の黒字と一転黒字転換となった。
修正の理由は主に子会社の日本コロムビア<6791>の業績予想の修正に基づくもの。売上高については、『アイドルマスターシンデレラガールズ』を中心とするアニメ関連作品の売上と、特販/通販事業における全般的な売上が当初の見込みを上回ったことが主な要因となっている。一方、利益面については、ポイント事業における仕入コストの見直しおよび販売費及び一般管理費の抑制に加え、コロムビア事業における売上高の増加と昨年度に実施した構造改革による固定費削減が当初見込みを上回ったことが寄与している。
なお、2016年3月期通期の予想についても上記の影響は及ぶ見通しとしているが、現在精査中のため、判明次第、あらためて開示する予定としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社フェイス
- 設立
- 1992年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 平澤 創
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4295