アプリボット、『グリモア』1周年記念イベントを開催 五十嵐裕美さん、金元寿子さん、名塚佳織さん、久保ユリカさんが出演


サイバーエージェント<4751>子会社のアプリボットは、9月27日、スマートフォンゲームアプリ『グリモア~私立グリモワール魔法学園(グリモア)』の第3弾リアルイベント「1周年記念感謝祭」を東京都内で開催した。今回のイベントでは、五十嵐裕美さん(仲月さら役)、金元寿子さん(守谷月詠役)、名塚佳織さん(氷川紗妃役)が出演し、MCは前回と同様、鷲崎健さんが担当した。

まず、イベントは前回と同様、オープニング朗読劇からスタートした。「私立グリモワール魔法学園」の1周年を迎え、パーティに行くことになった3人。転校生(プレイヤー)が入学してから1年の月日が経過したことに驚きつつ、パーティの主催者について話し合ったものの、誰なのかわからないままだった。今回のイベントは、1周年記念のパーティに見立てたものとなった。
 


 
■3人の自己紹介

続いて、3人の自己紹介とゲーム内で演じるキャラクターの紹介が行われた。

名塚さんは、「氷川紗妃」を演じている。風紀委員で、過酷な取り締まりから生徒から恐れられているという。叫んでいたり、叱ったりしていることが多いが、校則違反をしないとやさしいそうだ。ただ、学校内で男女が話をしているだけで不純異性交遊であると怒ることもあるという。演じているときは、「とにかく生徒たちをしっかり叱ることに気をつけている」そうだ。
 

五十嵐さんは、「仲月さら」を演じており、4月に開催されたオフラインイベントに続く出演となる。「2歳の時から魔法が使える天才」で、飼い犬のシローと一緒にいることが多いという。また、散歩部の部長でもあり、シローを散歩させていることが多いとのこと。演じているときは、「何も考えていない」とコメントし、会場から笑いが起こった。自然体で演じるということのようだ。
 

金元さんは、「守谷月詠」を演じている。三国志に登場する諸葛亮に憧れており、軍師という言葉に執着している。また、好きな食べ物はチョコレートで、食べ物に関するシナリオが多い点が特徴だという。演じているときに考えていることは、「演じているカードをもらえるのかな」だそうだが、鷲崎さんから即座に「仕事に集中して!」とツッコミが入った。
 


 
■久保ユリカさんが新キャラクター「浦白七撫」を担当

ここで、スペシャルゲストとして、久保ユリカさんが登場した。久保さんは、ユーザー企画で作られた新キャラクターを演じる。企画では、ユーザーがキャラクターデザインや衣装、セリフ、性格、好きな食べ物などを出し合って、それをもとにキャラクターを作り上げていくもので、約300通の応募があったという。
 

この場で発表された新キャラクターは、「浦白七撫」(うらしろなな)で近日登場する予定だ。黒髪ストレートが特徴でかわいらしいのだが、プロフィールが個性的だ。もっとも注目が集まったのは、好きな食べ物が「キナオハウ(やさいの煮込み)」だったことだ。鷲崎さんは「キナオハウを知っている人いますか?」と会場に呼びかけると、手を挙げる人はいなかった(アイヌの民族料理とのこと)。

この他のプロフィールをみると、帰宅部で、趣味はサボテンの世話、特技は植物と話すことだという。鷲崎さんが思わず「だれともしゃべらないわけですね。これが、みんなの作り上げたキャラクターですか(笑)」とコメントすると会場から笑いが起こった。久保さんも「正統派美少女だが、左側(プロフィール)をみると何も言えないですね(笑)」と語った。個性的なキャラクターを久保さんがどう演じるか注目である。


 
■「絆を深めろ!妄想学園生活!」

久保さんを交えてゲームコーナーが行われた後、ユーザーが投稿したイベントに参加した3人の演じるキャラクターにまつわる様々な妄想を投稿して、3人が「あり」「なし」を判定する「絆を深めろ!妄想学園生活!」が行われた。

例えば、名塚さん演じる風紀委員の氷川紗妃へのラブレターを毎日書いて渡そうとしたものの、渡すことができずにカバンの中に溜まる一方だった。そんなある日、持物検査で紗妃に見つかってしまい、風紀室に呼びだされた。風紀室で紗妃から「友達からなら…」といわれるというシチュエーション。これを聞いて、名塚さんは「あり」と判定したが、鷲崎さんから「カバンのなかの大量のラブレターは大丈夫?」と聞かれると、即座に「いや、なし」と答えて笑いを誘った。

また、飼い犬のシローがいなくて、元気のない仲月さらを元気づけるため、転校生が犬となり、さらの手となり足となっていくシチュエーションもなかなかのものであった。妄想に対して寛容な五十嵐さんですらも思わず、「これはちょっとやばい」とコメントして「なし」と判定した。

このほか、守谷月詠と一緒に購買部に買い物に行ったが、転校生が遅れてしまったため、欲しいものが買えなかった。後日、買っておいたものをサプライズとしてプレゼントすると、一瞬照れた後、そのことに気づいてキレるというシチュエーション。金元さんの判定は彼女の性格をわかっていると評価し「あり」と判定した。

前回も聞いているだけで恥ずかしくなる秀逸(?)な妄想ばかりだったが、今回はさらにパワーアップした内容となっていた。鷲崎さんが妄想を読み上げている途中、会場から笑いが絶えない状況となり、前回と同様、非常に盛り上がった企画だった。記者も、このイベントを通じて、他人の妄想の面白さに気づいた次第だ。今後のイベントでは人気コーナーとして定着しそうである。


 
■広がる『グリモア』の世界…キャラソンやマチ★アソビ出店など

ここでゲームに関する新情報の告知が行われた。

・LINEスタンプ化決定(今冬発売予定)


・マチ★アソビ出店が決定。五十嵐裕美さん、原紗友里さんが10月10日のステージイベントに出演する。これは同時に、『グリモア』初の関西でのイベントになる。


・グリモアラジオ。文化放送超A&Gで10月6日16時より放送開始。石原夏織さん、瀬戸麻沙美さんがパーソナリティを務める。


・キャラクターソングプロジェクトが始動。テーマは裏世界となるため、シリアスが楽曲になりそうだ。第1弾は、南智花(CV:石原夏織さん)で、今後も続々とリリースする予定。10月中旬に公開される予定。



 
■エンディングの朗読劇でフィナーレ

最後に、プレゼント抽選会の後、エンディング朗読劇が行われ、フィナーレとなった。冒頭の朗読劇で謎のままだったパーティの主催者だが、我妻浅梨(わがつまあさり)だったことが判明した。本人は、パーティ会場に現れなかったが、「方向音痴のため、迷っているのではないか」とのこと。転校生から1周年と聞いて、お祝いのためにパーティをやろうということになったそうだ。「裏世界」が発見され、魔法使いとして取り組む仕事は大変だが、こういう時間は大切にしたい、と語り合い、パーティが終了した。
 

運営開始1周年ということだが、記者は「まだ1年だったのか」と感じた次第だ。オフラインイベントやニコ生など積極的に展開しているため、2~3年は運営しているような気分になっていたのだ。出演者も同じような感想だったようで、口をそろえて「もっと運営開始から時間が経っているような気がした」とコメントしていた。『グリモア』がそれだけスマホアプリ市場に欠かせない存在になった、ということでもある。

実際、ユーザーの拡大も続いている模様。これまで開催した『グリモア』のオフラインイベントを振り返ると、回を重ねるごとに会場の規模が大きくなっている。当初は100名程度の小規模なイベントから始まったのだが、2回めでは150名規模となり、そして、3回めとなる今回は350名規模に拡大した。コンテンツの成長とともに、ファンの規模も着実に大きくなっている。独自性の高い展開を行う『グリモア』が今後、どういった形で発展していくのか、当サイトとしても引き続き注目していきたい。

 
(編集部 木村英彦)
 
■『グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜』
 

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株式会社アプリボット
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会社名
株式会社アプリボット
設立
2010年7月
代表者
代表取締役社長 浮田 光樹
決算期
9月
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