【ハッカドール×SGIコラボVol.01】ハッカドール1号を演じる声優 高木美佑さんに放送直前に迫ったアニメの見どころを聞く!


オタク向けスマホニュースアプリ『ハッカドール』が昨年8月のリリース以来、快進撃を続けている。ユーザー数を順調に増やすとともに、2015年8月にはなんと1億PVを突破したのだ。さらに驚くべきことにニュースアプリであるにもかかわらず、10月より『ハッカドール THE あにめ~しょん』としてアニメ化されることになった。
 
Social Game Infoでは、関係者インタビューを通じてニュースアプリをアニメ化するという前代未聞の試みに迫る。第1回目は、本作でハッカドール1号役を演じる声優の高木美佑さんにインタビューを行い、アニメの内容と見所を紹介してもらった。またエイベックス・ピクチャーズの寺田浩史氏とディー・エヌ・エーの岡村直哉氏にもご参加いただいた。
 
 
【ストーリー】
悩める人類を捗らせるために生まれたパーソナルエンタメAI“ハッカドール”。ポンコツだけどどこか憎めない彼女たちが体を張っていろんな人のお悩みを解決! 今日はアイドル! 明日はコンビニ店員! 明後日はエンジニア! お次はアニメ制作進行で…その次は魔法少女!? 「パーソナルエンタメAI ハッカドールがあなたのお悩み解決しますよっ!」
 
 
 
■そもそもどんな作品なの?
 
―――:よろしくお願いします。まず、『ハッカドール THE あにめ~しょん』が放送直前に迫りました。どういった作品でしょうか? PVを拝見したんですが、いったいこれは何をするアニメだろうと思いまして…。
 
高木さん:普段、アプリ内で活躍するハッカドールたちが世の中の色々なことをはかどらせるために頑張る姿を描く作品です。アプリは、オタクの方々の情報収集をはかどってもらうためのニュースアプリですが、アニメでは、困った人を助けるために、ハッカドールたちがコンビニ店員やアイドルなど様々な仕事に挑戦します。ギャグ要素の強い、楽しい作品になっています。
 
―――:アプリをリリースした時にプロモーションアニメを制作されましたが、あれとはまた違うものになっているんですね。
 
高木さん:はい。あれはアプリの紹介ということで、アプリを電脳空間に見立てて、ハッカドールたちがどういうことをやっているのかを描いたものでしたが、今回のアニメは、ハッカドールたちが現実世界にやってくるものとなります。ハッカドール、参上! という感じです(笑)
 
―――:『ハッカドール』のもつオタク向けの要素はアニメにはどういった形で反映されるのでしょうか。
 
高木さん:オタクな方々に喜んでいただけるような、色々な要素がふんだんに盛り込まれています。「あれ? あの場面の元ネタはこれじゃない?」などと思いながら見ていただけると楽しめるのではないでしょうか。


 
■キャラクターは"中の人"と似ているところも
 
―――:なるほど。好きな人なら思わずニヤリとしてしまうような場面ですね。キャラクターのご紹介をお願いします。
 
高木さん:まず、私が演じるハッカドール1号は、とても明るくて元気な子です。すごく頑張り屋さんですが、ちょっぴりお馬鹿で抜けているところがあって、失敗することが多いです。とても応援したくなる子です。
 

―――:そういえば、アプリのPVでも一番働いていたのがハッカドール1号でしたね。
 
高木さん:そうなんです。3人の中で一番頑張っているんですが、報われるとは限らないんですよね(笑)
 
―――:(笑) そのほかはいかがでしょうか。
 
高木さん:ハッカドール2号は、少しおっとりとした性格で、よく「うふふ?」と笑います。一見すると、いろいろと考えているように見えますが、実は何も考えていない子です。
 
ハッカドール3号は、無気力な感じの男の娘です。「ねむ~い」、「だる~い」、「え~! この仕事やるの?」などとよく言います。

 
―――:ハッカドール2号は、お姉さんキャラですし、しっかりしていそうな感じなんですけど、そうでもないのですか。
 
高木さん:ええ。「ん~、それ、やっておいて~」みたいな感じで、ちょっと面倒なことをすぐに人にやらせようとする、鬼畜なお姉さんキャラなんです(笑)
 

―――:なるほど。高木さんとハッカドール1号で似ているところはありますか?
 
高木さん:どうなんでしょうか。明るいところは似ているといわれますね。私は自分のことを別にお馬鹿だと思ってないですけど、「似ているんじゃない?」などといわれることもあります。あと、ちょっとオタクなところですね。
 
―――:ちょっと、ですか。
 
高木さん:はい。ちょっと、です(笑)
 
―――:高木さんの立場から見て、他の2人は似ていますか?
 
高木さん:ハッカドール2号と香耶は、割と似ていると思います。本人も2号と同じく、笑うときなどに何かと「うふふ?」というんです。そして、よく鼻で笑われます(笑) あと、少しおっとりしているところもそっくりですね。
 
七海も、ハッカドール3号と同じく、夜8時、9時になると、「ねむ~い」とよく言いますね。そのあたりは似ていると思います。


―――:DeNAさんではキャラクターを作る際、演じる声優さんを意識して作られたんですか?
 
岡村氏:いえ、キャラクターの誕生経緯からすると、"中の人"と似せようという意図はなかったはずですが、サービス開始以来、日に日に似てきた、などといわれることがありますね(笑) キャラクターか、声優さんかどちらかが近づいているのかもしれません。


 
■ゲストキャラをまじえた"濃い"掛け合いが魅力

―――:作品の見どころや注目ポイントを教えてください。
 
高木さん:ハッカドール3人のそれぞれの個性にも注目して欲しいのですが、毎回、困っている人がゲストキャラクターとして登場してきます。とても濃いキャラクターばかりですので、そちらも注目してもらえると嬉しいです。ハッカドール3人とゲストキャラクターとの掛け合いもお楽しみポイントです。記念すべき第1話は、実はWake Up, Girls!の仲間のまゆしぃ(吉岡茉祐さん)が登場します。その後、いろいろなゲストの方も出てきます。
 
あとは、ショートアニメとは思えないようなセリフ量もみどころです。台本が分厚くて、内容がものすごく濃いです。台詞の間がすごく短くて、ポンポンとテンポよくやりとりがなされます。また、メインで話しているキャラの裏で、違うキャラが何かをしゃべっていることがあって、「あ、裏でこんなこといっていたのか」などと楽しめるのではないかと思います。1話で2度、3度と楽しめると思います。

 
寺田氏:確かにセリフの量は、ショートアニメにしては多い方かもしれませんね。収録時間は、朝からスタジオを抑えている時間のギリギリまで、フルに使っているかと思います。3話分で約5時間くらい、もちろん休憩はありつつも、皆さんブースに入ってらっしゃいます。

 
―――:となると、演じる側としてもやりがいがあったんじゃないですか。
 
高木さん:そうですね。やりがいがあって楽しかったですね。あと、アドリブなども入れたくなるような場面や表情がたくさんあります。楽しいギャグがいっぱいです。
 
―――:実際に入れてみたアドリブはありますか?
 
高木さん:例えば、あつあつのおでんを使った、お約束のリアクション芸がありますよね。なぜか今回そんなシーンもどこかであるのですが、かなりアドリブが入っています。なぜそういうシーンがあるのかは見てのお楽しみです! 監督からはアドリブは思う存分にやっていいといわれています。ゲストの皆さんもアドリブをたくさん入れてらっしゃって、アフレコの時、声を出して笑いそうになったことが何度もあり、我慢するのが大変でした。ぜひいろんなシーンをご覧いただきたいですね。
 
―――:ショートアニメですが、かなり凝縮された内容になりそうですね。あと、主題歌「Touch Tap Baby」はお三方で歌っているんですよね。
 
高木さん:はい。ハッカドールの3人で歌っています。詩は畑 亜貴さんに、作曲・編曲はRAMMさんにご協力いただきました。ちょっと電波系でピコピコしていて、かつポップでかわいい曲ですね。歌詞の中に「びよーん、びよーん」と擬音語も入っています。「タッチタッチベイビー」などスマホのゲームやアプリのような単語も入っていて、作品にぴったりな楽曲になっていると思います。
 
寺田氏:去年のゲームショウで披露した楽曲とは一味違うものに仕上がっています。現在公開されている今回のアニメのPVでも流れている曲です。畑さんらしい、とても世界観の表現する歌詞がたくさんでておりますので、ぜひ聴いて欲しいですね。

 
―――:最後に読者にメッセージをお願いします。
 
高木さん:『ハッカドール THE あにめ~しょん』は、アプリを知らない方にとっても楽しめる内容になっています。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。
 
また、『ハッカドール』のアプリも、オタクな方なら便利なこと間違いなしです。こちらも興味を持っていただければと思います。私もちょっとだけオタクなんですが、日々の情報収集だけでなく、自分の出てくるイベント情報なども出てきてとても重宝しています。
 
あと、アニメを見てハッカドール1号を「かわいい!」と思っていただけたら、アプリ内にある恋愛ゲーム「ハッカトーク」で遊んでいただけると嬉しいですっ!

 
―――:ありがとうございました。
 
以上、高木さんにアニメの内容や見どころを紹介していただいた。次回(10月14日)以降、アプリ・アニメのスタッフのインタビューも交えて連載を行っていくのでお楽しみに。またアニメは、10月2日よりTOKYOMX・BS11・AT-Xで放送開始となる予定だ。放送スケジュールは以下のとおりなので、ぜひ見て欲しい。


 
■放送局・スケジュール

TOKYO MX USAT:10月2日(金)23:00~
BS11 USAT:10月4日(日)25:00~
AT-X:10月4日(日)23:15~23:25

・リピート放送
毎週火曜日 8:45~8:55
毎週水曜日 24:45~24:55
毎週金曜日 16:45~16:55
 
(編集部 木村英彦)
 
■関連サイト
 

アニメ『ハッカドール』公式サイト

アプリ『ハッカドール』公式サイト

 
 
 
 
©DeNA/ハッカドール THE あにめ~しょん 製作委員会
©DeNA Co.,Ltd.
 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
企業データを見る
エイベックス・ピクチャーズ株式会社
http://avex-pictures.co.jp/

会社情報

会社名
エイベックス・ピクチャーズ株式会社
設立
2014年4月
代表者
代表取締役社長 寺島 ヨシキ/代表取締役副社長 勝股 英夫
決算期
3月
直近業績
非公開
上場区分
未上場
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