【ゲーム株概況(9/30)】『エレメンタルストーリー』のランキング急上昇でクルーズが後場一段高 ブロードメディアはGクラスタ関連の材料再燃
9月30日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅反発し、前日比457.31円高の1万7388.15円で取引を終えた。前日の米国市場が反発したことに加え、シルバーウイーク明けで日経平均株価が1000円超の下落幅となっていたことで、買い戻しの動きが強まった。また、9月月末ということでドレッシング買いを期待した動きもあったもようだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、こちらも大手ゲーム株が軒並み高となるなど、買い優勢の展開となった。中で、クルーズ<2138>が後場に入って一段高するなど強さを見せた。クルーズは、『エレメンタルストーリー』が9月30日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で、11位まで急上昇(関連記事)したことが材料視されている。
なお、グリー<3632>との共同運営タイトルである『NARUTO 疾風乱舞 忍コレクション』も本日よりイベントの開催が予定(関連記事)されており、その動向次第では、明日以降の株価の動きにも注目が集まることになりそうだ。
また、Gクラスタ関連の材料があらためて意識される形でブロードメディア<4347>が大幅反発し、gumi<3903>やイグニス<3689>も買われた。
半面、9月リリース予定の『ゆるかみ』や『12オーディンズ』の配信開始発表が現時点でないenish<3667>が売られ、Aiming<3911>やコロプラ<3668>もさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- ブロードメディア株式会社
- 設立
- 1996年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 橋本 太郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4347