【ゲーム株概況(10/1)】自社株価予約取引の締結でKLabが大幅続伸 開発した『FFグランドマスターズ』がサービスインもクルーズは材料出尽くしに
10月1日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅続伸し、前日比334.27円高の1万7722.42円で取引を終えた。中国景気への懸念が発表された指標によってやや後退したことに加え、米国市場高や国内の追加緩和期待も追い風となり、前場中ごろから強含みの展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>が大幅続伸し、1200円台を回復した。同社は、9月30日にドイツ銀行ロンドン支店と自社株価予約取引に関する契約を締結すると発表、5億円を上限とした買い付けが実施されることが市場から好感されたもよう。
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また、ミクシィ<2121>やコロプラ<3668>が買われたほか、アエリア<3758>やオルトプラス<3672>もしっかり。
半面、クルーズ<2138>が後場に入って急反落した。同社が開発を担当した『ファイナルファンタジーグランドマスターズ』が正式サービスを開始(関連記事)という好材料が浮上したものの、これがむしろ材料出尽くしと受け止められる格好となったようだ。
ほか、DeNA<2432>やイグニス<3689>などがさえず、ブロードメディア<4347>は再び急反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138